投稿日:2021/3/28 05:28
2022年5月22日 追加補足
幽霊の音と称しているのは、tooting ではなくてquacking だと今は信じている。
補記終わり
想像の前提として、学者の論文はセイヨウミツバチのものが多く、日本みつばちに付いてこまめに解説しているものには、出合していないので、セイヨウミツバチの習性と日本みつばちの習性は似ているとの前提でいる。
巣箱に耳を当てて聞かれた音は紛れもなく日本みつばちの音である。
3月4日に初めて雄蓋を発見。
3月26日 母親が分蜂した(捕獲失敗)
この日は山を掛けていたので早朝から蜂場に常駐した。
お蔭で、初めての分蜂を目の当たりにできて最高の喜びである。
振り返ってみると、想像も含めて幾つかの兆候が当日見られた。
次回の分蜂の為に要点を纏める。
分蜂当日3月26日に先立ち、前日の3月25日に初めて幽霊に似たピューを聴いた。
これは長女王女のtootingではないかと強く感じている。
肝心な事は、この時点では母親女王蜂が巣箱の中に君臨している。
この時にtootingらしきを発声しているが、長女は王台の中からなのか、既に王台から出ていたのかは分からない。
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ここからは分蜂当日の3月26日
朝6時20分なので気温も9℃と低く、巣内温度も33℃で普段と変わらない。
それから1時間20分経過して7時59分となる。
shimmeringが始まり、Kar と言う音が聴かれた。
shimmeringは普通は外的に対する威嚇とされているが、ここでは王女に対する受け答えだと思っている。
Karについては Begging Signalsだと思う事にした。
想像では長女が早く外へ出してくれとか、何らかの要求をして、働き蜂達がそれに答えて、もう少しだよ。いよいよ今日はお母さんが出ていくからね」とでもなだめていたのかも。
或いは、既に長女は王台から出ていて、この数時間は母親女王と長女女王の2匹が巣箱の中に居たのかもしれない。
それから48分が経過して、buzz-runが4回聞かれた。
補足しておかなければならないのは、こまめに耳を重箱に当てて聴いてはいたが疲れるので、休んでいる時に何らかの音が出ていた可能性は十分にある。
気温は早朝の6℃から13.8℃まで上昇してきた。
buzz-runは Time To Go と言う事だが、私の聞いたのは bububububu を4回聞いたのは事実に近いがこれがbuzz-run かどうかは分からないが、妄想を繋げていくと、これはbuzz-runだと信じる事にした。 セイヨウミツバチのbuzz-run は母親分蜂に一緒に行く働き蜂達でおっとりしている者たちを急かしている」と学者の論文に書いてあった。
それから47分経過して9時31分になった。気温が16℃まで上昇。
前のbuzz-run から47分経過しているので、その間に出て行く働き蜂たちは胃袋に大急ぎで蜂蜜を詰め込んだと考えられる。実際にはもっと前から準備をしていたとも思われる。
その時、またもや幽霊音を聞いた「ひゅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」である。
これは長女王女のtooting かも知れないと強く感じている。
因みにこの時の内部温度は33.3℃で普段と同じ。
それから48分後に、時騒ぎと同じ様な状態になった。
ふと、巣内温度を見ると34.5℃で直前の温度よりも1.2℃急に上昇した。
最近は34℃を超す事は無かったので、何かあるとすぐに感じた。
{この時には時騒ぎは一日に数度もあるのか、質問しよう」なんて悠長に考えていた}
それから4分後には多くの蜂が巣箱に張り付いた。
おしまい
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。