5月29日、全11群の内(F群、G群)2群で児出しが始まりました。
【F群】4/20入居、1面巣門、重箱4段、南向き軒下(自然入居)
毎朝、巣門下に30匹前後の幼虫と蛹が捨てられ蟻の餌食となっていました。貯蜜不足かと思い、上蓋を外して簀子の隙間から確認すると貯蜜は充分の様でした。底板を引き抜いて内検すると
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相当暑いのか巣板から蜂が離れて側板に分散し、巣板の一部が露出していました。児出しの原因が防暑対策の不備との推測で、巣門を4面化・後方からの輻射熱を遮熱・戌走りにベニア合板を敷いたところ、二日後には児出しが2~3匹/日と激減しました。このまま治まってくれれば良いのですが、暫く経過観察しています。
【G群】5/14入居、4面巣門、重箱2段、西向き軒下(自然入居)
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↓ 5/29 5/26の画像とは90°回転しています。
この群もF群同様に防暑対策ができていなかったので、継箱2段・戌走りにベニア合板を敷き・後方からの輻射熱回避の為に30㎝左へずらせて風通しを良くしたところ、3日目からは児出しが4~5匹/日と減少しました。こちらも経過観察を続けていますが、巣門下で成蜂が舌を出して絶命することが目立ち始め薬害が静まるのを見守っています。