ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
投稿日:2021/8/8 22:07, 閲覧 338
自宅分蜂合同群は 蜂数の多さから順調に造巣していましたが、当初から怖れていたトラブルが起きてしまいました (*_*;
7/11 2~3日前から巣箱外に出ている蜂が増えてきたことが気になって、内検しました。すると2段目の観察窓から見えたのが下の写真です。 … 1段目の貯蜜部分が 1.5段位の巣落ち防止棒の上で折れ曲がっていました。
2ヶ月ほど前の2段目の状態(盛んに造巣中)が 以下です。
女王様の無事を祈りながら、2段目の観察窓を開放し 倒れてしまった巣板の上部貯蜜部分を除去したところ、スムシの侵食はありませんでしたが、他の巣板への悪影響が確認されたのと その後の巣落ちが心配されたので、倒れた巣板は下部も撤去しました。 隣接する巣板を 巣落ち防止棒のすぐ上でカットして 貯蜜(重い)部分を撤去しました。 これで踏ん張って欲しかったのですが、11:30頃 当日夕方豪雨予測が出ている時に発出!(/o\)
予測で隣の灯篭に分蜂集合板をセットしていましたが、そこには行かず、縁もゆかりもない6月に分蜂を果たした群が常用していた 井戸の上の常設集合板に蜂球を形成しました。(@_@;)
集合板に集まった蜂は、これまでに見た合同分蜂群と同等の多さでした。 … つまり群のほとんどが出ちゃった? 元巣を観ると確かに数匹残っているだけでした。
「なぜちびっ娘達は巣箱を放棄したのか?」 ⇒ もしや見えていない所にスムシが蔓延しているのか? 残った巣板を確認したところ、スムシはいませんでした。 わかったことは、残った巣板の貯蜜部分上方に亀裂が入っていたこと。 この亀裂が大きかった巣板が倒れたものと推測。 もしや今回の倒れだけに留まらずに さらに深刻な倒れや巣落ちを懸念して逃去したのかもしれません。
今後この巣箱にはハチミツの運び出しで ちびっ娘達が訪れるはずなので、不安部分は切除し、残した巣板は3枚で、これらも貯蜜部に亀裂があったので、撤去。 ただこのままだと やがて巣落ちしてしまうので、1本巣落ち防止棒を後挿ししました。 さらに巣板の折れ曲がりで巣板間の隙間(ビースペース)が狭まる可能性が高いので、3枚の巣板とも指先を巣落ち防止棒との接合部分に当てて 巣板をずらし、隙間を拡げました。
「なぜ巣板上端近くに亀裂が入ってしまったのか?」 ⇒ 思い当たるのは 1週間前の ハンドリフトでの継箱作業。 横移動時にわずかなショックを与えてしまいました。 やはり 私のせいでした (_ _)
また、元巣箱はハチミツを運び出す蜂がいるので、巣門は開放した状態でしたが、20時過ぎに“ハッ”と思って確認したら、台座内にウスグロつづりガを5匹確認。 恐らく相当の数の蛾に産卵されたと思いました。 今から底板を入れて巣門を閉じても遅いので、kyuchanさん同様に 別途廃棄するつもりで そのままにしました。 (スムシ蛾にとっては絶好の条件でした … ゲリラ豪雨明けの多湿、更にミツバチ不在!)
蜂球の方は、先の写真の中央のように しばらくすると ちょっと先細りの蜂球になりました。 『天気予報が当たったら大変だよ!』 と声掛けしましたが、こういう時は予想は当たります! ゲリラ豪雨で 叩きつける雨に加えて突風がちびっ娘達を襲って、先端部分がちぎれて落下。 何とか野営できるように 板で覆ってあげましたが、その後無事に戻れたようです。
でも今回の 巣落ち(倒れ)⇒逃去⇒豪雨・突風⇒先端落下 と苦難が続いたので、この群がうちに留まる可能性はほぼゼロ と覚悟しました。
翌日8:50、蜂球が崩壊して「サヨナラ」の時となりました。 … が、ちびっ娘達は私の予想と異なる行動を採りました。 待受け巣箱に自主入居したのです。 ⇒ それなら しばらくはちょっかい出さずに静観すべし。
尚、元巣の方は残した3枚の巣板の内 中央の巣板が巣落ちしそうになってなってしまったので、撤去。 (先に撤去した巣板同様 育児領域は巣箱内下部に立て掛け) その後巣板の両端がフリーなので、2枚の巣板は徐々に縦に折れ始めたため、以下を実行しました。 巣板上端の左右両肩位置に2mm径の穴を開け、被覆番線を巣板を矯正しながら差し込み、突き出た端部を折り曲げました。
元巣と転居先の巣箱は 20m程離れており、ハチミツの移動と新生蜂の誘導が楽になればと、元巣箱に底板を入れ、転居先の近くに移動しました。 ⇒ 翌日 ちびっ娘達は (これからスムシが湧くであろう)元巣箱へ移動してしまいました。
彼女達の意思を尊重し、湧いてきたスムシを払い落とす力を信じて、そのままにしました。 … 予想通り1週間後位に 底板に払い落とされたスムシ(小)が複数確認され、すぐに底板を撤去し、その後見られなくなりましたので、ちびっ娘が地面に払い落としているようです。
「なぜ彼女たちは一度捨てた元巣箱に戻ったのか?」 ⇒ 謎ですが、巣落ちの心配が軽減され、こちらに居た方が楽だからでしょうか?
手前の巣板側面と簀の子下面が下の写真です。
大半のミツバチ達は、巣板の間とその奥の壁際スペースに集まっています。 そしてずっと注目して観ているのが簀の子下面で、そこに新しい巣脾が形成されてくれば 復活が期待できると思っていますが、まだ確認されていません。 それと蜂数は減少傾向が続いています。
「なぜ 新巣脾を造らないのか? 数が減っているのか?」 ⇒ ①無王化している (でも未だに雄蓋落下や雄蜂は未確認) ②当面の育児用には残った2枚の巣板があり、簀の子上には小ぶりな盛上げ巣があるので、新巣脾造巣は急務ではない。 (2枚の巣板の上部は貯蜜用に使われ、蜜蓋されている) それと蜂数が減少しているのは、縮小してしまった巣脾に合わせて 彼女たちが数をコントロールしているのでは?
行く末がどうなるかわかりませんが、②を信じて見守ります。
Birdman
広島県
2020年にたまたま分蜂群を捕獲し、それは友人に譲ったのですが、その感触から急にまた飼いたくなり、2021年からまた本格的に飼育を始めました。
ハニーエイトマンさん 大作ですね。詳しく教えていただき、ありがとうございます。興味深いですね。いろいろな事例を知る事ができ、参考になります。
2021/8/8 23:44
みかんちゃん@清水
静岡県
以前から興味のあった養蜂に挑戦したく、巣枠式、重箱式、角洞式の3箱設置で日本ミツバチの捕獲に2021年初挑戦。石田式巣枠3/26と角洞5/1に自然入居。重箱と角...
私も巣落ちで全壊です。上部に残っていた蜜層と極小さな育児層残して、底板を綺麗に拭き取って(換えられないから)おいたら、巣箱に戻って頂けたんでしょうかねぇ…(;_;)。
とても続きが気になるので、引き続きよろしくお願いします。
2021/8/9 06:15
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
Birdmanさん、コメントありがとうございます。
ニホンミツバチは 厳しい先生で、頼りない生徒の指導に余念がありません。こちらも教えてくれているることを できるだけ見過ごさないようにしなくては!です。
2021/8/9 07:32
onigawara
福岡県
日本ミツバチは森林組合の友人から2012年巣蜜をいただいたのと山荘の薪小屋に日本ミツバチがたくさん来ていたので何か自分でも知らないうちにやっていました。宜しくお...
ハニーエイトマンさん ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます。非常に頑張っていますね。巣落ちが有ると大変なのが分かりますね。お疲れ様でした。
2021/8/9 07:56
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ひろぼーさん、おはようございます。
女王を直接確認できて良かったですね。 トラブル時は児出し、蜂数減少などで蜂数が減少して心配しますが、復活すると 心配ご無用!となりますね。
2021/8/9 08:05
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
みかんちゃん@清水さん、全壊は大変でしたね。 私も放置していたら全壊し、最悪女王圧死⇒無王化 となっていたと思います。 巣落ちはやばいです。
2021/8/9 08:17
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
onigawaraさん、お言葉ありがとうございます。
夏場は『採蜜NG!』と決めていましたが、継箱も特に気温が高い時は要注意だと再認識させられました。 また巣落ち防止棒を入れていない1段目の巣脾は、強勢群だったゆえにギッシリ詰まり重かったので、亀裂が入りやすかったと考えます。
いずれにせよ、今回のことは教訓にしなければ ちびっ娘に叱られてしまいますから、巣落ち防止棒の入れ方等で改善を試みます。
2021/8/9 09:58
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
おっとりさん、ショックを受けないでください。 私はまだまだ初心者で勉強中の身です。すべて理想的な条件で環境を整えてあげたいものの、群数が増えてくると難しいですね。 また個々の群の勢力も関係してきますから、群ごとに適したトラブル予防措置を講じてあげられるように、そして異常時には極力早期に気づいて対応してあげられるようになりたいです。(何年掛かるかわかりませんが、… 。)
2021/8/9 16:25
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ハニーエイトマンさんが失敗なさると、わたしもショックが大きい(涙)。
原因は夏場の継ぎ箱の時にショックを与えたとの事ですが、妄想を申し上げれば、
①巣箱周辺が徹底的に涼しい場所であったか?
②巣箱の大きさ・板厚・構造が巣板の固定にふさわしかったか?
③運がなかったか?
2021/8/9 12:35
ひろぼー
佐賀県
2018年4月16日 たまたま自宅屋根裏の群れが分蜂したので、飼い始めました 年間ほぼ毎日眺めてます よく体当たりされます 構いすぎでしょうか? 欲張りなの...
私の巣箱も巣落ちして、群を入れ替えました
昨日、女王を確認できて、復活を期待してます
2021/8/9 05:31