投稿日:2021/9/17 05:26, 閲覧 149
最初は朝の日課、みつばちレストランへ
3群とも育児温度を保っているので、育児中とみる。
三女群のお尻が白いのでキイロスズメバチが来ていた模様。
生き物たちの森の長女群と次女群、この二つは両方とも今年、2021年の4月にみつばちレストランにて分蜂したものを、翌朝この森に移動した。
二つとも重箱2段で営巣を初めて、落ち着いた処で重箱を丸洞の上に載せた。
決定的に違ってしまったのは、重箱のサイズがまるで違う事だったが、当時はその違いについて、将来(今)どのようになるかを読めなかった。
長女群の重箱サイズは 内寸267mm正方形、高さ180mm、板厚24mm 容積の12.8ℓ。
次女群のサイズは 内寸210mmX180mmの長方形で高さ120mm、板厚12mm
容積は4.6ℓ 、この二つの容積比は2.8倍もある。
二つとも初めは重箱と丸洞の接続部分当たりを巣門にした。
正確には次女群はもっと上の節穴を利用。
巣板の成長が二つとも同じスピードだとすれば、容積の小さい次女群が早く丸洞に食い込む。
次女群は6月5日の内検で丸洞のてっぺんまで成長してきた。
長女群の6月5日ではまだ、重箱の形が見えている。
7月18日になって長女群は丸洞に入り込んで来た。
凡そ1ヶ月以上、遅く丸洞に到着している。
その結果、長女群はいまだに、重箱と丸洞の継ぎ目の隙間から出入りするのが好きなようで、
丸洞の下の方に用意した巣門を利用するものは少ない。
下の画像が長女群の現在で高い位置での出入りが主流となっている。
この過渡期の巣門を認める形で、キイロスズメバチ(オオスズメバチも含めて)対策として、巣門周辺をスズメバチが入って来られないように工作をしたが、、、、
下の画像のように、キイロスズメバチが下から上方を見据えて日本みつばちを捕まえて行くのに具合の良い、日本みつばちには不利な工作になってしまった。
早く長女群の重箱隙間の巣門を閉じて、丸洞の下の方の巣門から出入りして貰いたいが、強制する訳にはいかない。
次女群の現在は下の画像の通りで、キイロスズメバチは上方か同位置の高さからの攻めなので、攻めにくいようだ。
多段式巣門で、良かれと思って各段にテーパーを付けて日本みつばちが入りやすくした心算が
キイロスズメバチが上から覗ける構造になって、テーパーは逆効果だとの指摘をQ&Aで受けた。
今から考えると充分に納得。
テーパーを上向きにして、キイロスズメバチに覗きこめないように、いざと言う時には日本みつばちがキイロスズメバチの足に飛びかかれる構造に直した。
この構造はオオスズメバチにも有効と考え、まだ来ぬオオスズメバチに備えて、待機中。
下は長女群の現在。 キイロスズメバチ対策もオオスズメバチ対策も中途半端な状態になっているが、もうしばらく、落葉と紅葉と秋の気配を楽しみながらキイロスズメバチなどの攻め方を観察させていただこう。
せっかくやってきたキイロスズメバチを、その時点で捕殺してしまうと、その後の戦い振りを見るチャンスを無くして、奥深い対策の機会を無くしてしまう事になる。
この辺りは埼玉の会員さんの影響を強く受けた。
明日は台風が来るので、その対策を兼ねて蜂場を回ってみよう。
朝食後に**********生き物たちの森へ***
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。