先週の土曜日、午後からコロナバイトだった。
休日を駆り出されての仕事(自主的奉仕)ではあるが、ホッと息抜きもしたくて勤務前に行きつけの喫茶店に行く。
行きつけの喫茶店は車で15分ほどの所にある。
お昼近くだったので、店内は混んでいない。
オーナーやお客さんから、直ぐ近くの神社でひっそりとお祭りをすると教えてもらった。
地元で言うひっそりとは「餅投げをしない」という意味だ。
私の住む碧南はお祭りの際の餅投げが有名だ。
厄年の方が、厄落しで沢山のお餅を投げる。投げる。投げる。。。餅は柔らかいけど、当たるとなかなか痛い。
個包装になった餅の中にはそれぞれ、一等〜七等程の当たりくじが入っていて、それぞれの等級に分かれて景品が貰える。
一等はTVとか人気の家電製品とかなので、皆んな血眼になって餅を取るので、餅拾いは命懸け。
私の住む地区と他地区ではまた餅投げの気合というか、激しさは異なる。
ある地区の中には、ハズレクジが無い餅投げもあるらしく、一年分のラップやらティッシュボックスやらを家族総出でゲットする人もいるらしい(^^;;
兎に角、この餅投げは碧南の中では大事なイベントだが、ここ2年、当然のことながら、コロナで実施していない。
それでも、地区によってのそれぞれの考えの元、写真のように地元民だけに声を掛けて秋祭りを開いたようだ。
思いの外、屋台が出ていて驚いた(⌒-⌒; )
皆んな、世の中の人全て、勿論、私も「お祭り」に飢えている。
今のこの生活にも慣れてしまったが、季節の行事だけは、やりたいという思いは消えない。絶えない。
我慢我慢とは思うけれど、見ると血が騒ぐ。
心が躍る。
法被を着てチャラボコする訳でも無いし、飲み歩く訳でも無いし、ただ、収穫のこの秋の晴れの日を皆んなで神社に詣でて感謝するのが好きなだけだ。
鼈甲飴もポテトフライも、家で作るご飯の方が何倍も美味しいと解っていても、つい何となく買ってしまうのは、お祭りの臨場感に酔うからだ。
(そして、屋台のものは近年、高くて、直ぐにお財布が空っぽになる…懲りない( ̄▽ ̄;))
近年の屋台はハイカラ過ぎるものばかりで、私の大好きな鯛焼きが姿を消しつつある。淋しい。
お祭りはまだまだ準備段階だったから、人は殆ど居なかった。午後からが賑わうだろう。宵祭りはお巫女さんがさぞ美しかろう。
心を鎮めて、本殿にお参りだけしてお仕事へGO。
お賽銭は、奮発して百円入れました♪笑ワタシハビンボウニンデス
「皆さんが健康に暮らせますように」
お稚児さん達の奉納神楽が見たくて、仕事の後、おチビを連れてちょっとだけ見に行った。やっぱり、お祭りって良いですね。