うちの強勢群の方ですが、2日前に底板ユニット、そして今日巣門扉を交換しました。
〔1〕 底板ユニット : 10/09にアオヤギ式から底板ユニットに交換しましたが、底板下がスムシの養殖場化してしまい、清掃時に駆除していましたが、交換を覚悟していました。 ちょうどいつ使うかわからない端材・廃材の中から 4cm厚のス○イロフォームが “私を使って~” と私の前に出てきたため、それに合わせて底板ユニットを製作し、交換しました。
〔2〕 巣門扉(上部巣門) : これは通常の巣門=底板に沿った横巣門なので いくら幅を狭めてもメントールガスはここから漏れ出てしまいます。 それを少しでも巣箱内(底部)に滞留させるために、底板上の横巣門を閉じ、上部に巣門を設けた巣門扉を製作し、今日交換しました。
ちょっとわかりにくいと思いますが、横巣門は緑の線、縦巣門はオレンジの線です。
この巣門扉上部への巣門設置は、もう一つの飼育群(アカリンダニ症履歴)で メントール施用のタイミングに合わせて 9/18~実施していて、効果は明言できませんが、ほとんど弊害は出ていないため、この群にも水平展開しました。 … この巣門は上位置にあるため、冬場は出入口が巣板下の蜂球下端に近いというメリットもありますから、様子を観ながらずっと使ってみたいと思います。
写真だけではわからにくいと思いますので、断面を以下に示します。
これまでちびっ娘達は 両サイドの縦巣門を多用していて、蜂球下部から縦巣門上部に蜂鎖ができていました。 恐らく新しい巣門までの距離が近いため、じきに繁用してくれると思います。
ただ巣門扉は下端の桟に乗せているだけなので、しっかり固定するようにします。
これでこの春この群にも観られたアカリンダニ症が治まってくれるといいんですが!?
尚、この群は弱勢群に盗蜜犯行していましたので、充実した盛上げ巣の一部は、弱群の冬越しにも活用したいと思っています。
でも通常の活動では、下にメントールが溜まった空間にちびっ娘達が来ないため、底板上に給餌皿を置いて誘導します。