本当に外来種というのは とても厄介で害が深刻なものが多いですね。 … 今朝のニュースで取り上げられていた『クビアカツヤカミキリ』 桜をはじめウメやモモ、その他の色々な木が食い荒らされ、棲息域並びに被害が全国に拡がっているようです。
以下参考情報をご参照ください。
外観的に 名前の通り首(胸部)の赤が特徴的で、簡単に見分けがつきますが、カミキリムシの場合、成虫化して木から出てきて特定できた時には、その虫が幼虫期に幹内で犯した侵食は既に終了してしまっている訳で、何とももどかしいです。
何と言ってもこのカミキリの被害は深刻なので、対象都府県では各サイトで注意・防除の喚起をしています。
日本での最初の被害確認は、2012年@愛知、2013年@埼玉、2015年@群馬・東京・大阪・徳島、2019年@栃木・茨城・三重・奈良・和歌山 … ただ個体の初確認は、2011年@埼玉とのこと (>_<)
※参照サイト : https://www.pref.saitama.lg.jp/cess/center/kubiaka.html
今朝から慌ただしく色々調べ始めたのには理由があります。 うちでの状況が当てはまって、“やばい!”と感じたからです。 2つの理由 : ➊棲息・被害領域がうちに迫っていること。 ➋うちでも合致する被害状況が確認された。
➊については、まず下の関東の北部の累積被害確認状況ですが、うちはこの臨界部に位置します。
データ上、うちの地域での被害実績は、直近の3年間は 中央部(熊谷周辺)の1/10ですが、恐らくあっという間に並んでしまいますね。
〔kyuchanさんへ : ご参照方 https://www.pref.gunma.jp/04/e23g_00005.html〕
➋次はうちでの危うい状況だからです。 … うちの井戸を覆うスモモの木ですが、今年は例年と違って大量のフラス(齧りクズと糞の混合物)が確認されており、今年は多数の在来カミキリに入られてしまった!と思っていました。 でもこれがもしクビアカツヤカミキリなら、この木はもうダメでも これ以上拡散させてはいけないと思いました。
(うちの場合、最も大きな脅威は、近くに並ぶ桜並木〔自宅から1km範囲内で約200本〕に被害が及ばないか?です!)
これを見てクビアカツヤカミキリを確信しましたが、来年・再来年に脱出してきた成虫のクビアカツヤカミキリを確認しないとわかりません。 現時点では丸い成虫の脱出孔が一つあり、円形なので在来種のモノだと思います。(クビアカツヤカミキリの成虫脱出孔は楕円形) でも幹の中にはクビアカツヤカミキリの幼虫が棲息している可能性大です。
さてこれからどうするか ですが、行政のインストラクションのように(まさに和蜂巣箱の裾に防鳥ネットを張るように)目の細かいネットを張りたいと思います。〔ネットの縁はゆとりを持たないと、カミキリは本来の威力を発揮して ネットを噛み切ってしまうそうです。〕
是非 各地の皆さん総出で、当該「クビアカツヤカミキリ」の確認・駆除に関して、ご関心とご協力を期待します (*^^)v
※外部調達した樹洞などは、注意を払わなければなりませんね!