投稿日:2022/7/30 15:09
今朝6時ごろ巣箱に戻ってくる蜂を見ていると、何となく花粉の搬入が多いような気がする。10匹中8匹前後が花粉を抱えている。そんなに蜜はないのか。植物は花粉を運んでもらうために蜜を出すと記憶している。蜜がなければ蜂や蝶たちは来ないだろうにと考えたがどうも納得できない。蜜は花粉を運んで貰うための寄せ餌の役割である筈だが、朝は出ないのかあるいは出さないのか?または他の理由があるのか、それは植物側の事情か、あるいは媒介者たちの事情か?
いくつか想定してみても、どうにもすっきりしない。まあ暇だからこんなことを考えているのかもしれないが。働きの悪い頭で考えてみると以下のようになったが果たしてどうか。① 朝は結露や気温が低いので花粉を体にくっつけやすい。② 一方蜜の方は同じ理由で濃度が薄く効率が悪い。③ 両方集めているが人から見れば、花粉がついているのを認識されやすい。④ ②のようなことで蜜の採集を後回しにすると、他の採集者に先に取られてしまう。
⑤ ということで③のように両方集めているので大変な思いをして集めているのに、人様にはちっとも評価されない。少し考えてみようと午前の草刈りを開始、隣の家の持ち主は家族が隣でカフェを経営しているので、周囲の自分の土地の見栄えをよくするため、この暑いのに毎日のように草刈りをしている。じぶんはせいぜい午前だけであるがこの人は午前午後と頑張る。平坦な土地ではないので楽ではない。私より若いからできるのだろう。
昨日の草刈り後の10時過ぎでの他群の様子でも、やはり花粉の搬入が6~7割かと見えた。陽が昇って気温が上がれば植物の活動が活発になり、蜜の分泌が良くなるのか。そうすると上の選択肢にもう一つ追加して⑥ 蜜の量が朝は少ないので蜜を集まらない。
本日も午後になると手ぶらで(採蜜して)帰還する蜂の割合が5割程度となった。蜜を集めるのと花粉を集めるのではどちらが熟練度を要するかという観点で考えると、当然花粉の方が難しいだろうと考えるに至った。花粉をたまたま足にくっ付けても次の花に移動するとき落ちたり新しい花粉とうまく結合される技術が必要だろう。蜜を集めているうちにあれれっ足に花粉がついてしまったというのが現実ではないか。観察すると花粉をしっかりつけてくるのと、ほんの少ししかつけてこない蜂がいる。花粉によるのか、蜂の経験と体力によるのかで差が出るかもしれない。そうして帰還してみると、初心者蜂は花粉貯蔵係から褒められて、その気になって花粉を本格的に集めるようになった。というストーリーに行きついて何だか楽しくなってきた。昨日もこの群れは暑い13時過ぎに時騒ぎ、そのあとであるいは今日蜜を探しに出かけるのか。ということは外勤になったら最初は蜜集めかな。多分蜂はにおいを求めて探すのだろう。もうすぐ蜂蜜の香りがする葛の開花が始まるが、花の数が少ないのが残念である。従って採蜜状況をまだ確認できていない。
とかいろいろ考えているうちに外は暑くなって、軒下の温度計が37℃を超えてきた。軒の出は約1間あるから十分に日影ができるがそれでも暑い。今の時間帯は窓を閉め切り扇風機で凌いでいる。政府の省エネ、電力消費を減らす最大限の協力、といっても我が家にはエアコンはない。室内27℃に保てるので何とかなっている。
皆さんには暑中お見舞い申し上げます。序に我が家の蜂さんにも。あと10日ほど我慢すれば涼しくなるかも知れません。少し長文でした。
ミツバチ大家
長野県
2014年当地に移住。 翌年から自作待ち箱設置するも入居叶わず。家の周りにはブンブン居ましたが入居は無し。 2018年5月か式に超弱小群入居。しかし10月盗蜜に...
皆さん、いろんなことをご存知ですね。何も知らない私は暇に任せて、こうだろう、いやああだろうと働かない頭で考えました。
早朝開花ですぐ萎むのもあれば一日で萎むのもありますね。
花粉団子の作り方では蜜で花粉を練り合わせる作業があるのですね。とても面白いです。しかしそれをどうやって習得するのか に興味あります。蜜を吸っていて花粉がついてしまい、これは食べ物だ持ち帰らなくてはということで工夫するのでしょうか。ということで花粉と蜜を同時に集めるのが普通ではあるが、中には花粉を上手に集められない蜂がいるかもしれない。花粉の量が少なくても、無い花は無いであろうから。
夏は暑さのため温度による(時間によって)作業が変わるんですか。数年前までは母屋前の差し芽床の水分を巣箱へ運ぶのを毎日目撃しました。ところが今年はこの暑さの中でも同じ水場や池、それに水道脇のバケツにも見当たりません。どこかもっとおいしい水場を見つけたようです。
今回は皆さんにいろいろ教えていただき勉強になりました。今後ともよろしくお願いします。
2022/7/31 11:10
ヒメシャラが開花しました
今年の自然入居 我が家では2群目かな
もう春が来たか、花粉搬入を確認
知り合いに夏分蜂の群が来た
ミツバチ大家
長野県
2014年当地に移住。 翌年から自作待ち箱設置するも入居叶わず。家の周りにはブンブン居ましたが入居は無し。 2018年5月か式に超弱小群入居。しかし10月盗蜜に...
ウリ科の植物などは早朝に花が開き、日が登ると閉じてしまうからではないでしょうか。観察しているだけなので間違いでしたらすみません。
2022/7/30 15:46
確か花粉団子の作り方は足元の花粉を吸った蜜で少量湿らせて練り合わせドンドン大きくするるって感じだったと記憶しています。
百花蜜のニホンミツバチなら色々な花から蜜を集めるので花粉が多いのや少ないのは花しだいの印象です。
2022/7/30 16:02
こんばんは、ミツバチ大家さん!
夏の早朝にカボチャの花を訪れ黄色い花粉団子を沢山集めて来ていた記憶があります。
日中は訪花から水集めにシフトし花粉搬入も少なくなり相対的に何も持ち帰らないかのように見えるのではと思いました(^^)/
2022/7/30 19:21
plan.B
兵庫県
最初に洋蜂を2年飼い(買い)ました。お金が続かなくて諦めました。次の年に和蜂が自然巣に帰って来ました。そこからスタートしました。
ルーチェ
福岡県
失敗するなら全部調べてから失敗したい!
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...