我が家のスイリュウヒバはコガタスズメバチに大人気.毎年巣材集めをする様子が観察できます.今年は特に訪問が多く,多いときには5頭ほどが同時にやって来ます.
この画像を見るといかにも樹液をなめの集まっているようですが,そうではありません.一ヵ所に集中して巣材集めをするのは珍しい光景です.
巣材を集める3頭の働きバチ
樹皮を囓られて表面が赤っぽくなっています.
珍しく巣仲間を確認するシーンも見られました.
巣はお隣の庭にありそうなので,今日探しに行ってきました.巣の場所はすぐに見当が付きましたが,ジャングル状態で草が生い茂って巣はまったく見えず,近づくのも困難な状況でした.
そこで隣家との境界にある水路側から撮影することにしました.巣は地上約1mの高さの木の枝にぶら下がっていました.巣穴は西向きで,東側から撮影していますので出入りの様子は見えません.距離は巣材集めの場所から直線で30m離れていました.
結構大きな巣で,上部の三角の部分(家の屋根にあたる)が発達しています.巣盤数は4層から5層と思われます.