アサギマダラの産卵と卵について日誌に書いたところ、続きのリクエストが多かったので書きます。日にちがあいてすみません。
前回の日誌
↑アサギマダラの卵です(再掲)。
夏と違ってもうやや寒いので、なかなか幼虫になりませんでした。しかも、そうこうしているうちに、そのアサギマダラの食草のガガイモが生えている場所を、イノシンが掘り返してしまいました。それで卵がある葉がどこかわからなくなってしまいました。しかし、卵が無事なら幼虫になり葉っぱを食べるだろうと待っていたところ、ついに食痕がある葉を見つけました!
↑葉の裏を見ると、アサギマダラの幼虫がいました! 大きさは6mm ぐらい。体全体に細かな白い(黒い?)点々があります。
雨が降らないのでガガイモもしおれています。ガガイモはこれから冬にかけては地上部が枯れてしまいます。そのため、そのままにしておくと、自然界ではアサギマダラの幼虫は、やがて死んでしまいます。今の時期に産卵された卵は、自然界では生き残らないのですが、今回は保護して連れ帰りました。どこまで育てられるかわかりませんが、ガガイモともう1つの食草のキジョランの葉を与えて、育てて見ようと思います。