越冬から分蜂まで私がすることは特にない。
野生の生命力を信じて待つのみ。
千葉県では養蜂家の皆さんに分蜂群の管理は養蜂家がちゃんとするようにとの通達(条例?)が出ている。
野生種と言えど、みつばちレストランの周りは農村と新興住宅だ。
原生林の洞などはほとんど見られない。
みつばちレストラン界隈では野生に還って貰うと言う状況ではない。
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条例がなくても今年の分蜂は強制捕獲をする事に決めている。
去年は皇女の鳴き声の収録だけ目指していたので収録には成功したものの分蜂捕獲は疎かになってしまった。
1群は地元の先輩が確保して頂き、1群は私が捕獲して同じ蜂場に収容した。
恐らく5群位は近所の住居に潜り込んだのではなかろうか?
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**** 6km離れた森の蜂場へ ****
6群を目途に強制捕獲する心算でいる。
3群とも越冬に成功すれば6群は無茶な計画でもない。
生き物たちの森に6群を収容する自然樹洞を完成させた。
現在はこの森にみつばちは居ない。
ほとんど出来ていたものを捕獲群の収容に便利なように捕獲に使う小さな重箱を丸ごと、差し込めるように大きな開口部を作った。
6群とも底の下に空気が流通する空間も作った。
白身の仮導管をカットした。
しかしながら余りに乾燥させると、今度は丸洞にひびが入るようだ。
この塩梅が難しい。
これからの生き物たちの森はラオス式を模したものを主にしていく。
画像は杉の伐倒を高い位置で行っただけでまだ、刻みはしていない。
天井に切断面に合う丸太を日除けに乗せてある。
これは今年中には内部を刳り貫く心算。
これは別の杉の木、一番下に空気が流れる空間だけを刻んだ。
完成は今年の予定。
これは1年ほど前に刳り貫いてあったもの。今回完成させた。
ラオス式はこんな風にする心算。
1群目
2群目。
3群目 上の丸洞は虚無僧型。
4群目
これも虚無僧型、虚無僧型はひび割れの確率が高い。
5群目 長すぎる虚無僧式とも言える。
皮は現在は剥がせないので成り行きに任せる。
6群目
これも虚無僧型
その他に予備で数基あるが、収容を楽にするための大きな開口部は設けてないものが多い。