一昨日、春の七草セットを買ってあったのに、他の事に気を取られて、危うく忘れそうになりましたが、母屋の朝の世話に行って思い出し、急いで七草粥を作りました。
1月7日に、春の七草で七草粥を作って戴く。毎年の行事ですが、今は一番やらなければいけない行事「無病息災」を祈らねばなりません❣❣
スーパーの七草セットも便利ですが、折角、うちの庭に自生しているので、セリは必ず摘み採って来ます。
うぅ~ん♪ 摘み採るだけで、イイ香り。春の香りですね~(^^♪
こんな時は、雑草ジャングルの我が庭も役に立ちますね~(⌒▽⌒)アハハ!
折角生えているから、三つ葉も摘み採って来ました。
他にも、クコの若芽と明日葉が摘めますが、香味野菜の2品だけ足す事にしました。
今年の七草は神様仏様と私だけだし、私はご飯粒もアレルギーなので少ししか食べませんから、七草粥は、アッという間に仕上がっちゃいますね~>^_^<
七草粥には、正月で疲れた胃腸を整える役目もあります。それは、七草がハーブの効能を持ち合わせているからです。主な効能を七草の呼び順にご紹介。
・せり・・・・香り良く、食欲増進
・ナズナ・・・別名ペンペン草、解毒作用
・ゴギョウ・・別名ハハコグサ、喉の痛みや咳を和らげる
・ハコベラ・・ビタミンが豊富、虫歯予防や痛み止め
・ホトケノザ・食物繊維が豊富、皮膚炎の改善
・スズナ・・・カブの呼び名、消化促進、解熱作用
・スズシロ・・大根の呼び名、消化促進、風邪予防
昔々の奈良時代の頃から、雪の間から出た新芽を摘み、植物の生命力を戴く「若菜摘み」という風習があったそうです。但し、旧暦の1月は、今現在の2月です。
小倉百人一首に出て来る光孝天皇の歌に、「君がため 春の野に出でて 若菜つむ 我が衣手に 雪は降りつつ」とある、若菜摘むは、七草を摘む意味だそうです。
七草粥が一般的ですが、全国には、違う汁物等を戴く地域もあるようですが、どれも、身体を整える役割が含まれているようです。
こんな時ばかり神様仏様を頼るようで、ムシが良過ぎるかも知れませんが、「無病息災」を願って、験を担ぎたいと思います(≧▽≦)
今年もパワフルに頑張っちゃいますぞ~~ヽ(^o^)丿