投稿日:2023/5/28 14:09
**** 6km離れた森の蜂場へ ****
1年前の2月、ラオス式洞を造りかけた。
完成して内部を軽く炙る心算で杉の葉を入れて、ポッと火を付けたら勢いよく燃え出した。
こんなに燃やしたら日本みつばちに嫌われる。
内部をみると杉の葉がぱっと燃えただけなのでそんなに炭化していないかも知れない。
下の写真は去年の4月、強制捕獲したものをラオス1号基に収容しようとして、蜂の行動パターンを読めずに無理やり収容したので、数日後に逃去した。 悪いおっとり!
今シーズンにも強制捕獲をした分を収容したが、やはり逃去された。
懲りずに、性懲りもなく悪いおっとりは3度目に挑戦。
やっと営巣開始したと思いきや、天井から巣板を造巣しないで、底に近い壁から始めた。
下の写真は上から撮影
5月22日 勝手口から真横を撮影。
このように底に近い造巣は群の余命は底までの距離との仮説を持っているので、危険だと過去の日誌でUPしたが、そうは言ってもどうしたら良いかも分からないし、何が起きるかもわからないので、彼女らの今後を楽しみに観察する事に決めた。
ところが5月27日、昨日か、全部の巣板が巣落ちした!!!
いきなりこんなのを見るとドキっとする。
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ここからが巣落ち後の様子から今朝まで。
昨日は落ちた巣板を取りだして、丸洞は戸締りをして帰った。
外に置かれた巣板には働きバチが沢山居たが、何もしないで帰宅した。
今朝7時に見回ると、
美味しい・美味しいと何者かが食べて行った。
想像ではアライグマ・タヌキ・ハクビシン・イタチなどのどれかだと思う。
熊は居ないので除外。イノシシは居るけれど、、イノシシがやったかどうかは分からない。
昨日来た獣は今夜も必ず来る。
残った巣板は遠くに捨てた。
以下の画像4枚は勝手口から真横や上を覗いて今朝に撮影したもの。
あれだけの巣板が無くなったのに、蜂は沢山残っている。
女王蜂が助かった可能性がある。
しかし、引っ越しの相談をしているかも知れない。
正直、このラオス1号基には意固地な思い入れがあるので、ここは一旦引っ越しして貰って、他の洞に入って欲しい。
その間に再度、内部をゴシゴシしてみたい。
どういう訳か、巣落ち後も同じ所に同じように造巣をする可能性が大。
学習能力が無いのか?上の方は焼き過ぎてあるので、行きたくないのか?
本当の事は分からない。
しかし同じ所で造巣すれば又同じように巣落ちする可能性が高いと人間はそう思うだろうが、
日本みつばちはどうするのだろう?
仕方がない。好きにやってもらうしか方法を思いつかない。
床のこぼれた蜂蜜は蜂が処理した。
とにかく、生き物たちの森には獣が夜な夜な徘徊するので、それなりの戸締りを全群に行った。
いつになったら、優雅に生き物たちの森でにほんみつばちを見て楽しめるのだろう!?
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日誌をUPして逆さ吊り健康機をしていたら思いついた。
今回造巣を開始したら、巣落ち防止棒を1本手動ドリルで穴を削り棒を差し込んでみよう。
日本みつばちは巣落ち防止棒が好きで造巣の起点にする事が多かったので、後手かも知れないが、、
水道水は飲まないハウザーが蜂蜜の残りを洗った水なら、ゴクゴク飲んでいる。
同じ犬科の狸なら飲むでしょう。
他の獣も蜂蜜を食べる可能性は高い。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。