春夏の分蜂でに敷地内の待箱にほぼ全て入居した結果22群となってしまい、何とか地域の養蜂家達へ10群お嫁へ出しました。
↑その内3年目にして初めて3年目元巣の夏分蜂後無王となりました(-。-;
最後の1匹までフォローし1ケ月程前に消滅した群へ盗蜜へ入れ替わり立ち替わり沢山盗蜜へ来て居ましたが、この所その数も減った事から貯蜜が無くなったと判断。
消滅後1か月も経過している為、スムシが大繁殖して居ると覚悟しながら解体すると…思っていたよりもスムシは少なくて驚きました。
初めての消滅ですのでこの機会に巣の構造を確認しながら解体しました。
やはり思っていた通り貯蜜層は横にも巢板を固定し、重みに耐える構造となっています。
それに比べて育児層は横には固定されず上からぶら下がった状態になっています。
つまり無理な蜜切や継箱などで衝撃を与えない限り巣落ちがし難い構造となって居るようです。
きっと最後までワーカーが頑張って居た為でしょう。
巣板の形状は保たれていました。
ただ盗蜜とその後のスムシの繁殖で巣には何も残ってはおりません。
不織布に小分けして蒸し器で蜜蝋を取り出す事にしました。
↑さて同じ場所に置いてあったこの消滅した群の長女群も女王の産卵不調となり、4月入居当初より巢板がほぼ伸びずこの群も盗蜜へあっておりました。
昨日小さな蟻が侵入して居る事を確認…消滅したようです(-。-;
この群は全くスムシの被害も無く美しい巢板のまま消滅しました。
この飼育場所は多くの農薬を持ち込み元巣の女王も産卵低下、産卵して分蜂した他の3娘女王も産卵低下、どうやらこの場所で高濃度で散布されて居る農薬は生かさず殺さずの農薬で直接農薬へ暴露したワーカーや女王だけでは無く、産卵した娘女王達にも産卵低下の2次被害に及ぶようです。
実験的にこの場所に飼育箱を設置してきましたが…これ以上は可哀想な結果になる為この場所での飼育は断念する事に致しました(~_~;)
養蜂3年目初めて2群を相次いで失い、消失感と罪悪感でいっぱいです。
私にとってとても辛い夏となりました。
この場所は私の蜂場では1番良い場所なのですが…
この群の系統が残り2群他所へお嫁入りをしています。
どうやら他所へお嫁へ出した群でも現在同様に産卵低下を起こして居るようです。
一昨年、昨年共に100%生存率、今期8月現在83.3%生存率となりました。
ただまだ消滅のご報告はない為、引き続き調査を続けたいと思います。
既に無王、女王不調と12群中2群の消滅を許してしまいました。
(古墳群この春初めて3段蜜切後フローハイブを載せて居ます).
((昨年女王不調復活枇杷群はまだ一度も蜜切をした事がありません。)
↑とうとう3年目の元巣は残すところこの2群のみとなりました。
今年はお掃除を兼ねて蜜切を予定しています。
お師匠様の飼育群の最長元巣は5年目の物があります。
現在も健在との事、なかなか記録を追い越す事が出来そうにもありません(ーー;)
どうやら私は日本ミツバチ養蜂の飼育者としては失格なようです(ーー;)
ほんと無能っぷりを発揮して自分か嫌になります(-。-;
7月に1か月程大量子捨てのあった群も保健所の検査以降子捨てはぴたりと止まり、現在は危機を乗り越えた様子です。
↑その他9群は産卵、育児が再開されて居るようでオリエンテーションフライトも盛んになっております♪
今の所10/12群でそのまま越冬に入れればと思っております。
さて今年はオオスズメバチも多い年と予測しましたが、7月に見て以降オオスズメバチは敷地内を飛んでいる様子はありません。
もしかすると巣を駆除されたのかも知れませんね…
その代わり脚長蜂が敷地内に多く巣を作り、その都度駆除しております。
台風一過は巣箱の屋根に2箇所脚長蜂が巣を作ろうと集まって来ていました。
巣を作られる前に放水して解散していただきましたw
蜂にとってこの地域は住宅難なのかも知れません。
草花にみつばちが訪花するようになりました。
余程蜜源に乏しくなった印ですね…