ウッドデッキのガラス戸を閉めようとしたら、何だか巣箱の当たりが煩い。以下の写真の通りで夕涼みにしてはおかしい。動き回っている個体が結構多い。携帯の照明で巣箱の周囲を見ると蛾を1匹発見。長さ3㎝くらいの大きさ。蜂のパトロール範囲を巧妙に避けてじっとしている。隙を見て適当な場所に産卵しようと待機しているのか。スペーサーの板で叩いたが逃げられる。反対側にも1匹。これも逃すが網戸の内側に追い込む。捕獲したようなもの。しばらく時間をおいてみるとまた居たがこれは見事に叩き落す。
蜂は夕涼みではなく蛾の襲来に備えているようで、2段巣門の周囲や裏の通気用のトリカルネットの周りと、油断なく警戒しているようだ。これでスムシがいない理由が分かったような気がする。家主よりもずっと利口な群である。宜しく頼むぞと声援を送りたくなる。寝る前にもう一度見ることにする。「夕涼み 良くぞ男に 生まれける」ではなかった。