2023.09.09(土)晴れ、気温(H:28,L:22)
(8/29、日誌の続編になる)
8/29に逃去時4段目の巣板持ち帰り⇨即垂れ蜜採り(約500cc)⇨糖度不足なので全て給餌用蜜として既に消費済み。
逃去確認後の巣箱の解体をしたので、その顛末を記す。
解体実施日:09/06 解体巣箱数:3箱
解体後の巣板の様子:貯蜜された各段とも巣虫に侵されていた(約1/2)。巣虫は巣板及び蜜も食しているようでした。
貯蜜良好部分と巣虫に侵された部分の仕分け、良好と思われる部分は冷凍庫へ。
8/19に持ち帰って、垂れ蜜を採取して残った残渣と今回巣虫に侵された部分(巣虫は少ないと思われたが)を一緒に即ペール缶蒸器で蜜蝋及び黒蜜採取する。 ⇨結果 蜜蝋:220g 黒蜜:1,300cc(糖度:66度)
解体後冷凍庫保存の貯蜜部の垂れ蜜採取(冷凍保存1日)
垂れ蜜採取1日目、採取蜜量:2,000g(糖度70度)⇨1,500cc程度か?
残された残渣(巣板)はまだ重いようです。もう1日放置予定。
この残渣をペール缶蒸器で蜜蝋、及び黒蜜採取の予定だが・・・今回はどうなるか未定。
総括して
①完全逃去が確認された巣箱は即解体した方が良いと思われる。巣虫に侵されたか、夏季の逃去なのかは解らないが、糖度が低いように思われる。今回は決断が遅い。
(自家消費には問題ないと思われるが)今回の垂れ蜜は8/29の持ち帰りの垂れ蜜より外見も悪いし糖度が低過ぎるので、黒蜜と同様に給餌に回す事に決定した。
②巣虫の成長は意外に早い。今回巣板には巣虫は少なかったが、解体時の給餌(箱)には巣虫がネットを張って蛹になる準備をしていた(給餌室は巣虫が多数見られ、また齧られた痕跡多い)⇨水に弱いのか水洗いで殆ど死亡している。
③巣虫は蜜も食べるものだと初めて知った。それも糖度が高い部分から食べる様です。
④上記垂れ蜜残渣はそのまま給餌に決定(結果的に解体で生じた蜜は全て給餌用に回す事になりました)⇨これでは初めから蒸し器で黒蜜を採った方が早かった事になる・・・が、解体が早ければ垂れ蜜も良好だったかも解らない。
⑤今回の逃去の主原因は巣虫だったかも知れない。