たとえば「盗蜜」は正規の養蜂用語では「盗蜂」だそうです。「巣板」は、スバンと呼ぶようですが、わたしは今でも誤って「スイタ」と呼び間違えます。(>_<) 一度誤って刷り込まれと、なかなか直りません。そう言えば「云々」を「デンデン」と呼んだ政府高官を、今でもテレビでよく見かけます。「巣枠式」を「枠式」や「巣板式」と誤って記述されている例もありました。
別件ですが、日本語の慣用句は、間違えて使われている例がたくさんあるようです。https://jpnculture.net/imimachigai100/ 「日本文化ブログ」より
慣用句なので、間違われて使用されているうちに、そちらが本来の意味のように変わる例も多い気がします。芸能人が良く使う「鳥肌が立つ」は、「恐怖や寒さで皮膚に鳥肌が表れることですが」いまでは「感動した」時の表現に、すっかり定着してしまいました。m(__)m
また、長年使用されてきた医学用語「糖尿病」は誤解を生むということで、つい最近、学会で糖尿病への偏見をなくすため、糖尿病の英語表記である「ダイアベティス」という呼称を用いる案をまとめ、近く公表するということです。過去には「痴呆症」が「認知症」に変更になった例があります。正式な病名の変更は、日本医学会や厚生労働省に報告し、行政文書の変更などを求める必要があるそうです。最初、違和感があっても、その後納得を得られます。改めるのに、遅すぎることはないようです。(*^^*)