年越しできた6群の巣箱内をCHECK! ⇒ 気温低下への対応で全蜂球が縮んでました!

  • 3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...

  • 投稿日:2024/1/7 10:49

    昨日の朝〔7時頃、外気温:-1℃〕、6群全群の巣箱内の蜂球をパシャリして、4週間前〔雄蜂発出の2群7時頃、外気温:7℃〕あるいは3週間前〔他の4群 7時頃、外気温:8℃〕の写真と対比しました。

    外気温が10℃弱の低下という変化に対応して、全蜂球が凝縮して 蜂球下面は上昇していました。 勿論 冬越しのための前提対応として『蜂数の減少』も含まれていると思いますが、お互いの隙間を狭めて保温効果を高めている訳で、巣板の露出が甚だしくなければ、蜂球下面の上昇は ちびっ娘達の適切な対処と考えます。

    以下 各群の対比を並べます。

    【長女群】 蜂球の見かけの大きさと巣落ち防止棒の影の違いにより、蜂球下面が上昇していることがわかります。

    尚 この群は、10/23に複数の雄蜂の発出を確認しましたが、12/20以降見なくなりました。

      

    【次女群】 もぎり取った巣板下端部の露出が増えているので、蜂球下面の上昇がわかりやすいです。 … この露出の程度なら、特に越冬には問題ないと考えています。

    尚 この群は、10/09に複数の雄蜂の発出を確認して、12月末にはほぼ姿を見なくなりましたが、昨日の昼頃 巣門から這い出してきた弱った雄蜂を見かけました。 最後の1匹かもしれません。


    【三女群】 昨日の写真では 巣落ち防止棒の端の部分がわずかに見えていることで、蜂球下面がやや上昇していることがわかります。

    この群はマイペースで営巣してきて、後発群にも抜かれて 長らく№6でしたが、最近の時騒ぎでは、参加する蜂数は一番多くなっています。


    【元巣群】(5女譲位) 巣落ち防止棒の影や端の見え方、さらに巣箱の継ぎ目の見え方から、蜂球下端の上昇が大きいようですが、問題はないと思います。


    【嫁入り群】 こちらも【元巣群】と同様な感じですが、 一番上昇度合いが大きいかもしれません。 でも、12月の時騒ぎでは 蜂数は一番多かったです。


    【自然界からの入居群】 巣落ち防止棒の巻き込みの有無で 蜂球の下面上昇がわかりますが、中央部分が上昇して 下面がフラットになった感じです。

    6群とも 気温低下に対して、蜂球をギュッと絞って堪える行動を採っているので、今後の本格的な冷え込みにも 順応してくれると思います。 心配なのは、以下の2点です。

    ★蜜源不足 : 今は日差しがあれば 畑の「アスパラ菜(最盛期)」や「ブロッコリー(咲き始め)」に盛んに訪花していますが、今後「小松菜(咲き始め)」が開花してくれないと、2月はちょっと厳しくなりそうです。

    ★アカリンダニ罹患 : 1年前はアカリンダニのせいで1群にまで減ってしまいましたが、昨年の分蜂後は 罹患したと思われる症状は 幸い観られません。 これまで行った「M剤」投与はわずかで、現在(冬期)は止めています。 今後 念のための対処をするとすれば、「ショートニング」を考えています。

    アカリンダニ罹患に遭わないということは、とても有難い事です。 去年罹患が無かったことは、正規の宿主であるセイヨウさんから移される機会がかなり減ったためだと推察しています。 … 1年半前までは 1.2kmの距離にある西洋蜂場から、うちの蜜源に 結構セイヨウさんが来ていましたが、その後蜂場の荒廃(衰退)が進みました。 昨年の11月には蜂場は壊滅状態となり、うちへ来るセイヨウさんもほとんど見なくなりました。 ⇒ これが和蜂と洋蜂の接触機会の大幅減になって、罹患を免れることができたと考えています。

    コメント

  • onigawara

    福岡県

    日本ミツバチは森林組合の友人から2012年巣蜜をいただいたのと山荘の薪小屋に日本ミツバチがたくさん来ていたので何か自分でも知らないうちにやっていました。宜しくお...

  • ハニーエイトマン ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます。全群蜂数は同じと見ましたね。お疲れ様でした。

    2024/1/7 11:48

  • 3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...

  • onigawaraさん、こんにちは (╹◡╹) お見立て付きのコメント ありがとうございます。 これまでのところは、私の不安をよそに 全群揃って好調をキープしてくれています (*^^)v

    2024/1/7 13:05

  • おっとり

    千葉県

    ワバチが棲みたくなる洞をつくる。

  • ハニーエイドマンさん こんにちわ!

    全群素晴らしいですね。

    前回もそう思いましたが、、私の群との比較に大変役立ちます。

    私の群はハニーエイトマンさんほど良くはないですが、なんとか越冬可能な群が2群と予想しています。

    日誌のUPをありがとうございます。

    セイヨウミツバチはこちらの近くには居ない様に観察しています。

    2024/1/7 14:22

  • 3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...

  • おっとりさん、コメントありがとうございます。

    野生種である和蜂は 自然界で「厳しい環境変化」や「様々な脅威からの攻撃」に対して、群としての自力で対処しなければなりません。 この本能の力を削いでしまうのが『人間によるお節介』です。

    今期6群が越年できたのは、❶手出しを最小限にしたこと、➋オオスズメバチの不調(2年連続)、❸セイヨウさんの不調、❹自宅での種々多量の蜜源提供 が大きな要因と考えています。 でも この結果は想定外のことです。 想定外の成り行きが まさに“和蜂らしい”とも言えます ( ^)o(^ )

    この先何が起こるかわかりませんが、駆け出しの身なので、『観察』に重点を置いて 和蜂達の力を信じ、脇で見守りたいと思います。

    セイヨウさんに関しては、和蜂にとって『人間』の次の脅威(突き詰めれば 根本原因は 人間)だと思いますが、おっとりさんの蜂場は恵まれていると思います。 房総の南方では過酷な状況になっていますね。 これも セイヨウさんが悪いのではなく、人間のエゴのせいですね (>_<)

    そちらでも 想定外の結果となることを祈ります (^^)/

    2024/1/8 18:46

  • おっとり

    千葉県

    ワバチが棲みたくなる洞をつくる。

  • ハニーエイトマンさん おはようございます。

    確かに、千葉の真ん中辺りですが、どうやらオオスズメバチも多くないし、

    セイヨウミツバチも見ません。

    赤リンダニは気が付かないだけかもしれませんが、疑わしいと思った事もないです。

    ですが、調子を崩している群もいます。

    生き物ですからバラツキは普通なのかも知れないと思っています。

    今年も過保護にならないようにします。

    コメントを返して頂きありがとうございます。

    2024/1/9 05:05

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