生き物たちの森で温度を測る。
巣箱内部ではなくて巣箱の南側10cm程巣箱から離した所。
温度計センサーに直接太陽が当たらない様に70cm四方の板を被せた。 板厚25mm。
●太陽が四六時中よく当たる場所を選んだ。
9時半頃では気象庁発表の温度よりも巣箱の外側の温度が1℃高くなっている。
同じ所で11時21分に測定すると、
気象庁より5℃も高くなっている。
日除けを何もせず、太陽を遮る樹木も無い場合には気象庁の発表する気温よりも1℃から5℃以上高くなる恐れが充分にある。
巣箱の周辺温度は巣門や場合によっては排気口から巣箱に入り込み内部を熱くする。
仮に気象庁発表が38℃なら40℃から45℃の熱い温度が巣箱の中へ入っていく。
日本みつばちが旋風行為で巣箱の中を冷やそうとしても、焼け石に水。
巣板は蜜蝋で出来ているが融点に達しなくともグニャぶにゃになり、蜜の重さもあるので巣落ちする確率はすこぶる高い。
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●四六時中太陽が当たらない場所では;
10時9分、生き物たちの森で一番涼しいと思っている場所が下の写真、瞑想の空間。
10時9分では気象庁の発表が31℃に対して、ここでは28℃になっている。
蚊帳テントの中から空を写す。
太陽は見えない。
太陽がある位置に向けて写してもどこに太陽があるか分からない。時刻は10時25分。
午前中だったので瞑想の空間の蚊帳テントの中も同じ温度で、微風があったので快適。
結論:樹木などがふんだんに生い茂っており風が通れば気象庁の発表温度よりも低くする事が可能と思われる。