来春、上手くすると分蜂するかもしれない。
分蜂は当然捕獲して、群を増やすのが普通だ。
わばちが絶滅の危機に陥っているとか、蜜源を増やそうとか日本ミツバチを守る会からの声が聞こえる。
私自身はどうかと言うと、最初に丸洞式の巣箱を目にしたことから、わばちに興味を持ったのだ。
それから、待ち焦がれるように待ち箱を3カ所で8個を置いたが、結果は零。
待っている間に、蜜源植物の重要な事を知り、蜂場の林は蜜源植物だらけだ。残念な事に多くは幼木でまだ、わばちに喜んでもらえる状態には数年かかるだろう。
幸いにして千葉市のKさんから1群頂き、今日に至るが、来年分蜂が始まるかもしれない。
蜂場にしている林には色んな生き物がいる。
昨日、クロスズメバチが私が踏みつぶしたゴキブリを食べていた。
クロスズメバチはワバチを食べに来ているものだとばかり思っていたが、肉ならなんでも良さそうだ。
時々わばちは子捨てをする。巣箱は天井から大底まで高さ1m50cm程だが完全に貫通している。巣カスや蜂児は大底に落ちる。
ワバチは蜂児を外へ捨てたがっているようなので、大底の勝手口と称している巣門の高さは6mmにして、蜂児を外へ運び出せるようにしている。
クロスズメバチや蟻は蜂児も食べに来る。なんだ~彼らは敵とは呼べない。
後片付けをしてくれる仲間なのか?と再認識をしている。
居らが街の生態系がどうなっているのかは、考えた事もなかったので、当然知らない。
この知らない状況で、10000匹のワバチがどこかに巣作りをしに行くと考えると、これはエライこっちゃ! 10000匹の大食漢の昆虫があちこちに、ばらまかれて良いものかな?
わばちの増殖で、マルハナバチやら他の訪花昆虫はどうなって行くのだろう?
知らないと言う事は無責任な事だ。
自分が好きで落っこちてしまったワバチ沼で、もがき溺れてしまうんだろう。
続く