投稿日:2020/1/16 04:27, 閲覧 1119
2019年9月14日に、日本みつばちが私の林にやって来た。
彼女らの意思で来たのではなく、私がkさん宅から巣箱毎運んできたのだ。
この出会いが彼女らの運命に少なからず影響を与えてしまった。
ルーツをたどれば彼女らの先祖は那須山の近くであった。
kさんが那須から引っ越してこられた時に彼女らも一緒に連れて来られたのだ。
彼女らが今から養おうとしている人間は私、おっとりである。
私が養われているのだ。
こいつ(おっとり)は彼女らが養うのにふさわしい人間であるかどうかを、毎日奥まった巣箱の中で合議されているだろう。
彼女らには羽が付いている。
いつでもおっとりを振り切って未知なる世界へ羽ばたけるのだ。
彼女らは越冬態勢に入った。
未来のいつかにおっとりに甘い蜜で私の養いを開始するかもしれない。
さらなる未来への甘い誘惑で私を彼女らの思う壺に溺れさす方策を練っているかもしれない。
第一章
日本みつばちが養いを継続してくれる環境
重箱が2段もあれば、取りあえず日本みつばちは営巣を開始するかもしれない。
「1項」 蜜源植物
2km圏内にはほんの僅かしか蜜源植物が無かったら、、
蜜源のある2kmを超えて行くかも知れないが、いずれは蜜源の近くに引っ越しするでしょう。
問題は子育てを開始してしまった時だ。
本能的に母は子供を置き去りにして引っ越しする事はない。
栄養失調の生き物は病気になりやすい。
病気になった時に薬を使う事は人間界においては常識だ。
しかし薬は量により毒でもある。
処方の技術は神業的である。
処方の量とタイミングを間違えれば、彼女らは時期を見て私を養うに値しないとして出ていくだろう。
一番大切なのはすべての生き物にとって食料。
日本みつばちに養って貰いたければ、2km以内に食料が充分にあるのかを予め調べなければならない。
「おっとりは林をみつばちレストランにしようと実行中であるが、未だ充分な蜜源になっていない。
おっとりのレストランに彼女らが来ないで他所のお客様が来ては面白くないとの日誌に対して、ハッチ@宮崎さんさんから、地域の蜜源を増やすのでおっとりの林に蜜源を植える事は良い事だと広い気持ちになってとのコメントを頂いた。
同意した。
林を蜜源だらけにするのは蜂友が来られた際の展示会場のようなもので、これがネズミモチですよと案内するのが役目に終わりそう。
ご近所さんに巣箱を置かして貰うのではなく、蜜源植物を植えさして貰うのが先決。
これは言う程簡単ではない。
裏技: 蜜源植物の花が咲いていたら、「うわ~~~綺麗なお花ですね! お宅の建物にマッチして住んでおられる人の人柄が偲ばれます」
決して、自分の蜂場の日本みつばちの為とは言わず、ご近所さんの自発的行動を起こさせるようにする。
(みんなにバラしちゃだめよ)
「2項」 夏は涼しく冬は暖かい環境
人間の住環境とほとんど同じだ。
北側は常緑樹で防風するが、さらに理想なのは防風に効果のある高さの山がある事。
落葉樹は夏には太陽を遮り、冬は樹木により落葉の時期が微妙に異なるので、巣箱への日当たりを考えて植樹する落葉樹を決められればプロ中のプロ。
以前はこのスタイルであったが、恐ろしい事に2019年9月9日に台風15号で林の直径1mを超すシラカシの大木が倒れた。
千葉県のこの辺りの平野部は昔、海であったのか地下1m下は砂の層だ。
大木は場所により倒木の恐れがある。
「3項」 オオスズメバチ
オオスズメバチも太古の昔から生きている。
これも衆知の事実だが日本の農業や生態系に大きく寄与している。
セイヨウミツバチが日本に入ってきたのは、明治10年(1877年)
日本みつばちと食料の争奪戦になる。
最近では西洋ミツバチは蜜を採るよりも花粉交配用ににレンタル等がもっぱらの用途。
これらのセイヨウミツバチが逃げ出して、野生化する事もあるようだが、野生化にブレーキをかけているのはオオスズメバチが大きく関与している。
オオスズメバチはセイヨウミツバチでも日本みつばちでも他の昆虫でもオオスズメバチの生態リズムで必要な場合にそれらを食している。
日本みつばちには熱で殺す技があるが、オオスズメバチが大挙して来たら日本みつばちは籠城するか、逃げ去ることになる。
この場合には日本みつばちが子育て中であっても、蜂蜜がふんだんに備蓄されていても逃げ出すことがある。
残されたはちみつは人間の物にしたい処だがオオスズメバチも先取特権で死守してくる。
ここでオオスズメバチを毒殺などはしてもらいたくはない。
余程の事情が無い限りオオスズメバチに譲ってほしい。
「4項」 スムシ
ハチノスツツリガ等の幼虫で日本みつばちの巣には普通に棲息しているらしい。
絶えず日本みつばちと勢力争いをしているようで、日本みつばちが負ければ逃げ出す。
人間は日本みつばちに加担するのが普通だが、私はスムシの棲息条件、温度・湿度・スムシの隠れる場所減らし・落下した巣カスの掃除の適度な手伝い。
全ては自然の掟
人間は知を振り回してはいけない。
あるがままを静観し、何もしないで私は行きたい。
{ウヌ! 何もしないと言いながら結構してるじゃん?!}
「何もしないとはハイテクの薬などは使わないと言う事。
第2章へ続く
重箱式は止めた。
これからは自然樹洞を行う。
内部
ラオス式2号基
ラオス式3号基
ラオス式4号基
ラオス式5号基 地面から180cmの所で切断伐倒まで完了してある。 画像まその前。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ふさくん
岡山県
令和元年、自宅に知人が巣箱を置くと直ぐ入居。それを知人が持ち帰り、代わりの巣箱を置くと1週間後位に入居。 これにより自分で飼育する事を決意。 日誌参照→http...
おはようございます❣️
間も無く春を迎えます。
自己管理出来る、いや、喜んで入ってくれる群がどれ位になるか、、、
強制捕獲はしないのですから、先ずは何群その場に住み着くのか?そこから今年の養蜂、でなく、ふれあい、共同生活の始まりですので、それまでの出来る準備は怠りなく❣️
2020/1/16 06:59
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
強制捕獲?!
それって私のケースですよね。
強制捕獲はしたくないです。
できれば、今の蜂場の重箱から丸洞と新たな重箱に自然入居して欲しいけれど、彼女らは近所の家の床下などを私の丸洞より良い処だと誤認する事が多いので、やむを得ずの捕獲です。
誤認の欠陥、毒殺される危険がありますからね。
近所が蜜源豊かな大きな森だったら、それこそ勝負で捕まえたりしませんよ。
これを偽善的に保護収容とも言います。 うふふf!
2020/1/16 07:28
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
金剛杖さん
おはようございます。
大先輩にこの日誌を読まれるのは困ります。
これはこの春の第3分蜂群以降を千葉の山奥の有機農業の仲間に飼ってもらう時の養蜂歴4ヶ月の極楽トンボから今から始める人への手引き所です。
私より詳しい人のコメントは一切ご遠慮ではなく、、、、、、強く期待します。
2020/1/16 07:35
多くの生き物の住む所は、最とも生産性の高い所又一番生存競争強い所、又弱肉強食の所、そして住み易いエデンの園、、、、、女神の地域は、生き物にとて、後ろ髪世界、、、、、見えないと死亡、、、、、誕生が死亡隠すエデンの園造り、、、、、幸せは、悲しみのとなりに
2020/1/16 07:22
金剛杖
大阪
よちよち歩きの老人
こんにちは初めておじゃましました。「みつよし」です、ラオス式ですか!面白そうですね!
たしか巣箱の近くに切り株があったような?でも大木じやないんで無理かも?
思考が凄いですね!わしなぞ蜜を取っちゃろうという、貧乏人根性じゃけぇ、蜜蜂が嫌うんじゃろうのう?
またおじやまします。
5/22 12:31
みつよし
山口県
以前「悪戦苦闘・・・」なる日誌を投稿しておりましたが、悪戦苦闘ばっかなんで、自分でつけた表題に八つ当たりして表題変更「幸せ運ぶ 和蜂の和」に変えたです。はたして...