ログインまたはユーザー登録してからコメントしてください

ログインまたはユーザー登録してからいいね!してください

> 広告を非表示にする方法はこちら
パスワードを忘れた場合のバックアップとしてラインの友達追加をおすすめします こちら

ニホンミツバチ
アカリンダニ症の外見的特徴について

kuni 活動場所:三重県
重箱式・フローハイブ・巣枠式楽しみながらやっています。 課題は夏分蜂をいかにして乗り切り秋まで維持できるか。重箱では、4段の少数 段で採蜜をローテシ…もっと読む
投稿日:2020 3/7 , 閲覧 806

キンリョウヘンの花芽の話や雄バチの蓋の落下の報告などもうすぐ、楽しみに待った分蜂も近くワクワクしますが、この冬悩まされたアカリンダニは残念ながら終わっていなようで気の付いたことをまとめておきます。

対応処置は別として早く判断する一助となれば幸いです。

顕微鏡をお持ちでない方もわかる外見から気がつく点をあげますが、最終確認は家畜衛生保健所に出して確定いただいたり、自身で実体顕微鏡で気管を取り出し解剖してダニそのものを確認するスキルを身に着けることだと思います。Wild Beeさんの研修で獲得できます。機会がありましたら是非受けられることをお勧めします。

観察と写真からできるアカリンダニ罹患群で気の付いたことを整理します。

基本的なこと

1. 蜂の急激な減少

2月24日                   3月3日

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/107/10710989415071042389.jpeg"]

2.Kウイングの蜂がみられたりする

3.徘徊する蜂がみられる この季節は午後の時騒ぎに観察しやすい

気付いたこと

これらは3大特徴は既に知れ渡っています。そのほかに今回次の点をあげますのでご自分の群れをみる一助になれば幸いです。

A 内検写真を拡大して小翅(後翅)の開き方を注意してみる

徘徊などで外に出ている蜂がいなくても判ります。Kウイングが確認できます。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/041/4187072365868121249.jpeg"]

B 巣門付近に何匹もウロウロしたり塊になったりする(写真)

近くの正常群は出入りが盛んで、巣門付近には1~2匹の門番が出たり入ったりしているのみですが罹患群はまるでまるで日向ぼっこをしているかのように集まっています。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/156/15658423365066424578.jpeg"]



C 巣箱の前に行くと多くの蜂がまとわりついてくる

正常群でも冬場にはこういう状況がありますが、暖かな日で正常群が蜜や花粉の運び込みに忙しく出入りしているが、罹患群は採集にいくのは少なくまとわりつくのが多い。

少なくとも私のこの冬アカリンダニに罹った群れにはこれらが確認できます。

よく、下痢便も上げられますが今年はほとんどみられません。

他に気付かれたことがありましたら、是非教えてください。

コメント14件

たかちゃんマンゴーゴー 活動場所:香川県
投稿日:2020 3/7

私もなんとかアカリンダニ症から復活し4群越冬に成功しました。自分が飼ってからアカリンダニ症になった群はすべて復活しました。

毎日アカリンダニ症になった群と健全な群をくらべると発着点から飛びさる行動が少し違うと思います。言葉で説明するのは難しいですがアカリンダニ症の蜂はもたもたし、なにかためらってから飛ぶのに対し健全な蜂は迷いがないと言うかさっさと飛んで行くように思えました。

その他の症状は日誌に書かれている通りだと思います。

たまねぎパパ 活動場所:兵庫県
投稿日:2020 3/7

こんにちはkuniさん

そういけばアカリンダニにかかってから、果樹園で作業しようと思った時にミツバチがまとわりついてきてました。そういう事だったんですね!

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2020 3/7

たかちゃんまんマンゴーゴー さんの言われるように、飛び方がぎこちない。巣箱の周囲には、寒冷死や老齢化による自然死とは思われない異常に数多くにハチの死体が目立つ、ダニ寄生によるストレスのせいか、初期には、より攻撃的になったような気がします。

wild bee 活動場所:兵庫県
投稿日:2020 3/7

こんにちは

丁寧なアカリンダニ症の 観察を投稿していただき ありがとうございます。

内見の写真判定など 大変参考になりました。

早期発見早期治療ですね!

kuni 活動場所:三重県
投稿日:2020 3/7

たかちゃんマンゴーゴーさん

コメントありがとうございます。私も、アカリンダニ症から復活したとおもった群れがありました。その群れは5段で底板近くまで蜂がいましたが、徘徊等が見られたことから蟻酸処置を1月半ほどしたところ、徘徊等もなくなりトラップに落ちるのもいなくなったので蟻酸をストップし、顕微鏡検査しても死んだダニしか見つからなかった安心していたところ、20日ほどたったらまた、徘徊が見られるようになりました。顕微鏡検査すると生きたアカリンダニが見つかります。いったい、どうしたら完全に見られなくなるのかわからなくなりました。

kuni 活動場所:三重県
投稿日:2020 3/7

たまねぎパパさん こんばんは

アカリンダニ症の蜂がなぜまとわりつくのかは、判りませんがこの傾向があるのは私の群れだけでなかったことで、安心しました。そんなに遠くまで追ってこないのも一つの傾向かもしれません。

kuni 活動場所:三重県
投稿日:2020 3/7

yamada kakasiさん こんばんは

攻撃的になるのはなんでしょうか?貯蜜はたっぷりあるし不思議ですね。遠くへ仕事に出られないストレス??

ダニの姿は見えるようになりましたが、まだまだ分からないことばかりですね。

kuni 活動場所:三重県
投稿日:2020 3/7

wild beeさん こんばんは

普通の正常群と同じように蜂がいるときに発見できるようになり早期治療もおこなっていますが、顕鏡検査すると動いているアカリンダニが見られます。初めの頃は、嬉しかったですが最近はさすがにうんざりため息がでます。当分どうしたらアカリンダニを死滅させることができるか悩みながら手探りでやっていかなければならならないようです。

たまねぎパパ 活動場所:兵庫県
投稿日:2020 3/7

Kuniさん

結構まとわりついて、50mはついて来ていましたね。巣箱の前にいた時は、普通に服に留まっていましたね。

nakayan@静岡 活動場所:静岡県
投稿日:2020 3/8

kuniさん、素晴らしい報告、ありがとうございました。

私の所の状況と同じです。一体どうしたらアカリンダニとの闘いを終わらせる事が出来るのか見通しが出来ない現状ですが、ここ38Q&Aの中で必ずより良い結論が出る時が、いつかはあるのではないか、と期待しています。

kuni 活動場所:三重県
投稿日:2020 3/8

nakayan@静岡さん おはようございます。

巣箱の近くに行き蜂が盛んに飛んでいる姿をみると嬉しくなります。反対に飛ぶ姿がないと寂しくなります。早くアカリンダニに耐性を持った群れ、または安全な薬など開発されるミツバチが何処でも飛んでいる姿が見られるようになる日が来ること願っています。

wild bee 活動場所:兵庫県
投稿日:2020 3/8

kuniさん

私も同感ですよ!

1日10時間も 検査していると ため息が出てきます。 検査方法の資料作りのためでもあるのですが。

多分長い戦いになると思っています、 ひょっとしたらエンドレスかも分かりません。 今の日本の現状では。

ただ 殺ダニ剤は種々 有効性が 確認され 後はいかにに活用する 方法を もさくすることではと。

最近は薬剤投与に関して 投稿が少ないので 残念に思っています。

t 38ji-ji 活動場所:宮城県
投稿日:2020 3/8

kuniさんこんには、観察報告、ありがとうございます、5段だと2.5万匹位いますかね、そのうちの仮に50匹~200匹検査では、完治みき分けるのは難しいと思います、蟻酸投与は、ダニ罹患蜂が寿命で死に、若蜂がどんどん生まれる6~7月(5~7日周期で)までやるべきでしょう、このサイトでもメントール、蟻酸、シュウ酸、サンポール等色々出てきますが、いずれも蒸散、ガス化ですよね、人間が水虫(爪内、皮膚内等)になって、患部へ塗り薬(軟膏、液体)で一時的に治ったように見えても、再発するのと同じだと思います、蜂内部にいる生きダニが全滅する、内科的治療が出来ると完璧ですが、、、今のところ全蜂検査キッドは見当たらないので、(あったら教えて下さい)目視と鏡検である線でよし、としてるのが現状でしょう、下痢便がないとのこと、治療が効を奏してると思います、蜂ファーストで考え治療頑張って下さい、ご健闘お祈りいたします、

kuni 活動場所:三重県
投稿日:2020 3/9

t 38ji-jiさん  おはようございます。

コメントありがとうございます。

重箱の場合上部は貯蜜層など巣板があり、蜂がいっぱいいても1段半ぐらいに塊っているようです。ビーサイレントなど使うとよく分かります。それほど多くはなく10000匹前後かなと思っています。

治療は遅々として進みませんが、検査はトラップに落ちたもの、巣門付近でたまっているもの、巣箱を刺激して飛び出すもの等いろいろな状態の蜂を見ています。飛び出すものは気管が詰まっているものいないものさまざまです。下痢についてはよくわかりません。アカリン=下痢 ではないと思っています。今後もよろしくお願いします。

投稿中