徘徊・Kウイング・顕鏡検査でアカリンダニ罹患が確認された群れが、蜜集め・花粉集めの外勤も活発になり時騒ぎもみられるようになったので、それの対応をまとめます。
1/9 確認してから俵養蜂場の蟻酸パテを投与
1/14 60%蟻酸20cc追加
1/18 顕鏡検査でアカリンダニは見られたが死んだものばかりで蟻酸投与スットプ
また、徘徊が見られた。
1/24、1/30、2/2、2/7 2/12再度蟻酸投与(自作65% 20cc)
2/4 生きたアカリンダニ確認
2/4頃より蜂の出入り盛んになる
2/15蟻酸 投与を停止
2/19 時騒ぎが見られる
巣門の入り口にゴミ袋をあて飛ぶ蜂を採取
翅のよじれているものも2割ほどいる、顕微調査すると7割ほどどちらかの気管に異常がみとめられるが飛翔している。
切開してみると生きたダニは確認っできなかった。
このころになると、巣箱内の蜂も増加しだした。また、出入りも非常に盛んになる。
まとめ
最近、アカリンダニによる群れの消滅報告がよく挙げられていっますが、これは比較的うまくいった事例としてあげました
その要因として次のようなことが考えられると思います。
*まだ群れが大きく崩壊状態になる前にアカリンダニによると確認できた。
*確認に顕微検査でダニそのものをとらえ、推察で右往左往しなかった。
*賛否はありましょうが蟻酸の効果があった
*暖かな日があり14度以上の時は、1:1.5の糖液給餌をおこなった
*早期発見、早期治療に努めた
ほか、2/19に蟻酸の残留影響も大きと思われるため4段最上段を切ってスノコ等を切り離した。
今後も、適宜顕鏡検査を行い継続的に見守っていきたい。