今期は、アカリンダニに侵されることもなく順調とたかをくくっていました。
2~3日暖かなひが続き、午後に行くと徘徊している蜂がいるではありません
か。付近を見ると10頭あまりガサガサ動いています。5段の巣箱には、下痢便
は全く見られません。
取りあえず徘徊している蜂を集め、wild beeさんに教えていただいた検査を行い
ました。
翅は典型的なKウィング。気管も明らかに濁っている。
気管は完全につまっている。卵が多いのか?
気管を潰すと成虫も見られる。
wild bee さんに ちょうど去年の今ごろ教えていただいて、それ以降
アカリンダニが見れなくて残念、残念と思っていたら、これほどのものが
見つかり、これまた残念・・とても妙な気分です。
スノコもロウで詰まっているとこもあり、5段の最上段1段切り新しい
スノコに替え空気の通りを良くし、俵養蜂場で購入してあった蟻酸パテ
の底にカイロを張り付け設置処置しました。
ちなみに、外した箱は蜜はほとんどなく所謂 無駄巣状態でした。
元気な巣箱と、比較して観察したところ
健全群では巣門のところに出てきてすぐ飛びたっていきますが
この群れは、巣門付近に数匹たむろしてたまに出てきたのが飛び立つ違いが
見られました。
参考までに下からの写真は
このような状態ですが、どれほどの蜂が罹患しているのか心配です。