前々日誌でお伝えしたA3群について、スムシ被害が明らかでしたが、寒い時期での大胆な操作は経験もなく、温かくなってからの自主転居を期待していました。
昨日の気温上昇を知ってか知らずか、数日前から蜂数が急に増えていましたが、、昨日13:30頃、まばらな蜂雲を伴う“騒ぎ”となりました。
慌てて集合板を一枚追加設置しましたが、蜂が集まったのは生垣の枝の付け根下でした。 30分後には整列して 何とも小さくてかわいい蜂球を見せてくれました。 下の写真は1時間半後のハンディ蜂球です。
この1時間後にスーパーのビニール袋で捕獲し、待ち受け巣箱に収容し、残り蜂を時間をおいて5回ほど袋ですくって 最後の1匹まで移しました。
その合間に 元巣に若干蜂が残っていましたが、巣を解体しました。 巣板7枚の内 中央の3枚はほぼスムシの巣窟。 両サイドの巣板(2段目部分)には想像以上に貯蜜がありました。
この巣箱に残ったちびっ娘たちは バキューム装置をまだ作っていないため、巣箱枠2段で天板を被せ、暗くなってから引っ越し先の巣箱の脇に置いて、翌日の合流を期待しました。
今朝確認したところ、数の少なさから壁上部にかたまって集団寒冷麻痺状態でした。 m(_ _)m … でもこれはチャンスでもあったので、もれなく集めて仲間の新巣箱に移しました。 ⇒ 先ほど観たら 大半が蘇生していましたので、後は上手く合流してくれるのを待つだけです。 下の写真は、強制入居直後に不安げな顔を覗かせるちびっ娘たちです。
今回はちょっと慌ててしまいましたが、蜜切れによる死滅に至らず、またちびっ娘たちが意を決して転居(逃去?)の行動に出てくれたのが良かったと思っています。 昨日~明日の天候にも恵まれました。 私にとっては、来る分蜂群捕獲の予行演習ができました。