3日くらい前から急に水場に集まる蜂が増加中、これは何の兆候でしょうか。

こんばんはー

水を集める蜂の事を水採集蜂と呼びます

水採集蜂が今の時期に水を盛んに巣に運んでいるのは育児が盛んに行われている証拠ですよ〜

私のように西洋みつばち養蜂をしているとこの時期水採集蜂が頻繁に見掛けるようになると、春の訪れを感じますね♪

この春の訪れとは女王蜂の産卵シーズンに入った事を意味しています

この時期になると今まで集蜜や花粉担当だった外勤蜂の一部が水採集蜂に変わります

どの様な取り決めで担当を交代するのかは分かっていませんが、遺伝子的に組み込まれたなモノなのでしょうね

産卵期のコロニーではたくさんの蜂が育てられます

女王蜂が巣房に産んだ卵が孵化すると若い育児蜂が昼夜兼業で世話をし、その作業で水は必ず必要となります

だから暖かくなると深夜でも箱の中で羽音が聞こえてくるんですw

また育児蜂はハチミツと花粉をたべて水をもらい、消化吸収し、頭部にある下咽頭腺から幼虫の食べ物、ワーカーゼリーを分泌するようになります

この栄養豊富なゼリーは水分が約70％ほどあるそうで、これを少しずつ1日何百回も幼虫に与えて育てます

因みに王台の中で育つ幼虫に大量に与えられるローヤルゼリーの水分は約65％ほどだそうですよw

蜂児だけでなく成蜂も水が必要となります

成蜂の食料はハチミツと花粉等、水分の主な供給源は花から集めた花蜜ですが、花蜜の水分を飛ばして濃縮が完了して蜜蓋をかけられた貯蔵ハチミツを食べるために、水で薄める必要があるのです

巣房内で結晶したハチミツの場合は，水で溶かしながら取り出す事になり、その時にもかなりの水が必要となります

水を舌の先に出しながら結晶化した貯蜜を舐めています↓

春にはこれらの理由から水を多く集める姿を目にする訳です

病気ではなくむしろ正常で良い状態という事になりますね

分蜂が近いという事でしょうかw

ミッパさん　こんばんは。蜜蜂が水を必要とする理由が幾つかあります。その内、今に一番該当するのは、子育てが盛んになって居るという事と関係が在ると思います。
育児蜂が幼虫に与えるワーカーゼリーや女王に必要なローヤルゼリーには、水分も必要なのです。つまり、働き蜂の幼虫が沢山生まれていれば、その分の花蜜や花粉だけじゃなく、水分も必要なのです。
水分も外勤さんの中で、水を集める係が居るらしいです。それでも足りないときは、花蜜や花粉の係が、水集めに回る時も在るらしいです。
ミツバチが水分を必要とするのは、自分達の体調を整える水分・食事の蜂蜜を薄めて食べる為の水分・分泌する幼虫や女王蜂へのゼリーの水分・巣箱内の温度や湿度管理の為の水分などです。
夏に近づけば、温度管理として、巣板に水を吹いて、気化熱で温度を下げるんです。
どれも、綺麗な水であるほど良いので、蜜蜂達は、どこに美味しい水があるかも、把握しているようです。
私は、水係の外勤さんが居るのは、ミッパさんへの回答を確認するのに、調べ直して、初めて知りました。そして、花蜜と同様に、口移しで補給するのだそうです。

という事で、ミッパさんの群は、春の活動が始まっているという事ではないでしょうか(^_^)/~

ミッパさん、おはようございます！

貯蜜を消費する際にそれを薄める為の水が必要になり寒い中でも水集めで吸水に行っているのでしょう(^^)/

こちら宮崎の私の飼育地では早期水稲の田植えに先駆けて田んぼに水が張られます。この時にわざわざ出掛けてそこに張られた水を吸ってその中に極微量に含まれる残留農薬があると時として幼虫に影響を与え不調に陥ることがありましたので、身近に綺麗な吸水場を提供されるのはとても良いことだと思います。

ミッパさんの水呑み場とても参考になります。ありがとうございますm(__)m

ミッパさん　~~~ヾ(＾∇＾)おはよー♪ございます。水は巣箱内を冷やすためには一番重要ですね。35度℃を保つためですね。小川で水が落ちて水しぶきが上がって周りに小石とかが有る所では無数のミツバチが吸水をしていますね。巣箱内の温度調節用の水と考えて良いですね。難しく考える必要はないですよ。ただ樹木の新芽が少しでも動き出した時くらいからの吸水蜂が、自分のビオトープには多いですね。谷川ならばクレソンが生えていると、ミツバチが止まっての吸水が観られますね。追伸：自分で水を作られるなら海水より少し薄いくらいの塩水の方がミツバチは好みますよ。