投稿日:7/5 06:38
天板と重箱の継ぎ目とか、重箱の一番上の処置室と営巣部の境目とか、二ホンミツバチは天井周辺をやたらと蜜蝋で塞いで気密性を保とうとしていることをよく見かけます。
この行為は季節的な事でしょうか?
それとも日本ミツバチは天井周辺は気密を保ちたがっているのでしょうか?
巣箱の内部は乾燥しているほうが病気が発生しにくと思うのですが、
なぜ、塞ぐ行為をするのでしょうか?
一方開放巣でも営巣している事実がありました。
解放巣であれば全く塞いでいないので、重箱での塞ぐ行為との習性と真逆な事もあるのを見て困惑しています。
質問は「どうして隙間を蜜蝋で塞ぐのか」です。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
こころ
茨城県
茨城県 趣味で蜜蜂 しています 現在、家の庭と貸していただいている林 そして会社の事務所で管理しています わからない事ばかりですが色々教えて頂けると助かり...
お早うございます
恐らく外敵に対しての防御だと思います
巣箱の位置を知られてしまうと スムシ・スズメバチ等が
寄ってきてしまう為 匂いが漏れない様にしているんだと思います
おっしゃる通り 湿気が・・・・・
cai
神奈川県
解除中<メールが煩わしいので通知は全てOFFにしてます。> ニホンミツバチの観察が目的の飼育で野生蜂への巣箱提供と云うスタンスです。分蜂(繁殖)を優先し、採蜜や...
本当の理由は分かりません。事実としてはそうした習性をもった者が生き残ったのだと思います。昆虫は殆ど思考はできません、予めプログラムされた通りに行動し、絶滅したり生き残ったりするだけで、そのプログラムの理由があるとすれば、何かの目的に不都合があったからと考えるのが合理的です。
ギロチンタイプの巣門のカタカタする隙間も蝋付けしますので所構わずとも言えます。
理由は置いといても仰る通り、蜂にとって気密性が極めて大事だとは言えるかと思います。
理由として考えられるのは、隙間があると不都合なこと、
①育児域人肌温度の維持
②侵入者
③気流の乱れ
④匂い漏れ
セイヨウとニホンで真反対の旋風行動ですが巣箱内では概ね同じで巣板では下降流、側壁では上昇流と自然な対流とは逆向きです。これは何に都合が良いかと考えると花蜜の水分が蒸発した物を下に落としたいのかなと思います。上で結露したら天井付近がびちゃびちゃになって結局下に落ちてくるので結露なら下でと云う感じです。この様に蜂は気流に敏感で旋風行動時は仲間が起こした気流を阻害しない様に気流に沿って旋風します。巣門で見られる旋風って云うのはほんの一部でその主体は中での気流制御です。除湿として有効なのは高湿度の内気を外に出すことなのでオリジナルはセイヨウと同じですが外敵を呼び寄せるので、乾いた外気を取り込むニホンに進化したんだと思います、一番恐いのはオオスズメバチでしょうね、色んな対策をしますし、匂い漏れ防止もその一貫かも知れません。特に上部の隙間は内圧が高くなってるので致命的に漏れます。
多くの蜂が関わり、多大な労力を必要とする旋風による気流制御は明確な強いプログラムだと感じますし、それを阻害する隙間風、些細な気流の乱れは蜂にとって許せない様な気がします。
開放巣は概ね、明るくて飛べるけれども気流の乱れのない屋根裏や床下にあり、蜂が敏感な巣板付近の気流の乱れが無いので塞ぐ必要がありません。巣箱の大きさなら隙間風は百害あってですが、巣板から離れていればなんの問題も感じないのかなと。蜂は暗闇で飛べないので明るさと気流の乱れのない絶妙な場所に開放巣を作っても良い判断をする気がします。
巣門は必要不可欠ですが、門番に蜂員を割かなければなりませんし、気流の乱れの元にもなりますし、最低限が基本かなぁとは思います。それでカタカタするギロチン巣門の隙間もしっかり蝋付けされるのかなぁと。
初心者おじさん
熊本県
昨年から自宅に沢山の探索蜂が来るので捕獲しようと昨年から準備を進め、令和4年度よりスタート、待ち箱21個設置しました、失敗、逃亡と色々ありましたが、今日までに1...
僕の考えだとスムシなどの発生を防ぎたいのではないかと思います
重箱に隙間があると塞ぎます
ガムテープで貼ってると塞ぎません
簀の子のスリットも塞ぎ無駄な蜜蝋を使うので辞めました
重箱の節穴を巣門として利用します
その節穴も重箱を継ぐたびに上に行きます
でも塞がれる事はありません 必要なのか不必要なのかの判断で塞ぐのだと思います
簀の子の上など自分達が行けないと外敵が入る穴と判断して侵入を防ぐ為に封鎖すると思います
行き来できる簀の子だと塞がず盛り上げ巣を作ると思います
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
こころさん こんにちわ!
おっしゃるように匂いは隙間があると漏れてしまいますね。
スムシ・オオスズメバチ対策で納得しました。
ご回答ありがとうございます。
7/5 18:55
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
caiさん こんばんわ!
①育児域人肌温度の維持
②侵入者
③気流の乱れ
④匂い漏れ
全部、納得です。
気流の流れについては、実験とかされたのでしょうか?
測定できる方法があるのですか?
私の体験では(外側からしか見られませんので、中でどうなってるか分かっていなかった)、蜂蜜の精製の時に重箱の内壁を伝わって大量に水分が落ちていると想像していました。
気流の方向と水分の方向の関係があるのかどうかは分かりませんが、、、
ところでギロチン巣門?って何なんですか? イメージが掴めません。
ご回答をありがとうございました。
7/5 19:06
cai
神奈川県
解除中<メールが煩わしいので通知は全てOFFにしてます。> ニホンミツバチの観察が目的の飼育で野生蜂への巣箱提供と云うスタンスです。分蜂(繁殖)を優先し、採蜜や...
おっとりさん,
ギロチン巣門です。ひっくり返せば巣門は無くなります。
又、これは巣門部を削ってますが、削らずにスペーサを敷くと簡単に巣門高さを変えられます。

観察は、論文がありまして、巣内換気におけるニホンミツバチとセイヨウミツバチの扇風行動の比較ってのがあります。
pdfのurlは、https://tamagawa.repo.nii.ac.jp/record/898/files/17-1_1996_014-018_Ikuta.pdf
7/5 20:18