今は重箱で1群養蜂しています。
信念を持っていたのではなく、日本みつばちは野生なんだから自然樹の洞に棲むのが本来のあり方ではないかと、自分流に解釈しました。
日本みつばちが本当の自然樹に営巣するのと、私が自然樹モドキを作るのでまったく違うものを作ってします危険があります。
全く自然と同じでなくとも良いですが、目指す事を纏めました。
①巣箱そのものに拘ることなく近隣の蜜源植物・農薬・疫病等を忘れない。
②オオスズメバチ・スムシ・蟻そのた蜂場を訪れる生き物との関係(どの程度拒絶するか)
③採蜜を主な目的にしない
④底から巣板の撮影はどうしても必要な時にのみ行う。
その代わり観察窓を設置してしまった。観察窓からジロジロ見るのではなく、ちょっと見て普通に営巣していればそれで良しとする。
⑤日本みつばちの繁殖に寄与する。さりとて他の訪花昆虫や生き物の絶滅に加担はしない。
⑥台風に対しては絶対に倒れない構造とする。大地震に対しては諦める。床下浸水に対処する。
思いついた事はこれくらいです。
下の画像は掘り出す前の画像
2019年台風20号?で道路と林全体が5cm~10cm浸水した。
画像の山の上には2019年台風15号で倒れた直径1mのシラカシが横倒しで現在の所枯れていない。新芽がレンガ囲い群に木陰を作ると期待。
浸水から守るために盛土して重量ブロックを24個敷いた。画像の後4個を追加した。
西から撮影、一番下の大きく空いている部分からゴミを取り出す。
1月10日、差し込み
西から、丸洞を半割して北風防御と閉鎖空間を醸し出す。ネットでカバー
北から撮影、既に壁に大きな切り込みを入れてしまった。これは点検窓で下半分は非常扉
1月10日、差し込み ブロックを4個増やした。
北からネットを撒いた。赤丸は自然巣門
下図は東から撮影
1月10日、差し込み
下の画像は南から撮影
日本みつばちの出入り口は南に重箱基部の巣門を真似て、1方向からだけ出入りを許す事に考えている。
現状はどこからでも侵入可能でオオスズメバチも同じく侵入できる。
切り株が落っこちそうなので、この画像に写っては居ないが、ブロックを4個左側に追加してある。
1月10日差し込み
南面には巣門基部を嵌め込むので、オオスズメバチが入らない様にする為に網との境目が難しい
切り株を上から撮影したもの。
根っこは9本位有り、どれも根っこの芯が腐っているので、腐り材や土を掻き出して掃除をしましたが、まだ奥の方が掃除しきれないのと、ここで営巣を始めると確実にこれらの根っこの空間に巣板などの齧りゴミ他が溜まる構造になっている。
これを許容するか、全面的にゴミが溜まらない構造に直すか?ますます自然から遠くなりますが、正しい行為なのかどうか?
1月10日差し込み、スムシ対策で、巣カスがスムーズにブロック床に落下する様にした
素材はここまでです。
材料としてはゴロタ石・割石が150個余っています。
掘り出す前に根っこの切線をABCのどの位置にするか検討しましたが、現時点ではCのままです。
台風に対しては安定性があるので、Cで良しとしていますが、スムシとの関係で見直す事も必要かと。
現時点では横倒しにする事が大変な事なので、逆に言えば台風に強い事にもなります。
現時点はここまで進捗しております。
良い事の為には、何度でも振り出しに戻ります。
どこが質問なのか分かりませんが、全体的に見てコメント頂ければ幸いです。
土手に上がって、遠くから林を眺めて良い考えが浮かぶかも知れない。
一番高い木はクヌギの様だが梢に春を感じる。
西北から林を眺める。一番高い木は檜