こんばんはー
コレは蜂児出しですね
蜂児出しの蛹の目の大きさ形はいかがでしょう?
⚪︎目が大きければ雄蜂
→不要として蜂児出し
今の時期湿度も気温も高く、蜜源が不足する時期に入りますので、少量の蜂児出しなら問題ありません
蜂児出しには色々な原因があります
⚪︎この時期特有の蜂児出しなら日除け輻射熱対策をし、少量の給餌をして様子を見て改善されるなら良しとしています
以下の原因の②③④⑦の可能性が高いと思われます
とりあえず蜂児出しの原因をまとめたモノを記載しますね↓
「蜂児捨て」蜂児出しは彼らの社会性免疫機構の一部と考えています
原因
①サックブルートウイルスによる蜂児出し
✔️②農薬被害による蜂児捨て
✔️③夏の異常な巣箱内温度上昇による蜂児捨て
✔️④エサ不足等による不要蜂児の破棄
⑤巣碑の育児域をスムシに侵食されての蜂児捨て
⑥冬の異常な巣箱内温度低下による蜂児捨て
等の単独または、複合した原因が考えられます
✔️⑦奇形等の蜂児捨て1日に1〜2個程度
また、過去には流蜜期や給餌による、急激な貯蜜による巣碑の貯蜜域の不足が蜂児出しの原因と一つとされていましたが、現在では否定的な意見が多数です
※「蜂児出し」の対策は
SBVを始め、原因により対策は個々で異なります
短期の少数の蜂児出しは、それほど心配することはなく、自然に解消します
しかし多数の蜂児出し、または長期に渡る場合は、特に①②の原因を疑う必要があります
各々、単独の原因なら
①についてはウイルスが原因で、有効かつ有力な対策は、ありません
飼養道具の洗浄および消毒を徹底する(煮沸、0.1%次亜塩素酸ナトリウムに30 分浸漬)
感染群の淘汰(箱終い)をおこなう
②可能なら、早急に巣箱を農薬の散布域とミツバチの行動範囲域とが重複しない場所への移動が必要です
③については、少し早めの継ぎ箱を行う・巣箱の底板を網に変更し、スノコ状の中蓋を設け、巣箱の内に換気を促す・遮光ネット等で巣箱に直射日光に当たるのを防ぐ等の措置で、蜂児捨てがなくなります
④については、糖液や花粉パテ等の給餌も場合により有効です
⑤については、巣枠式飼育等の、スムシなどの侵食域が視認できるなら、その部分を削除してください
⑥については、巣箱全体を風雨に強く、湿気の籠らない、保温性の高い材料で覆う。巣箱の板を厚いものに変える
⑦については余り気にする事は無い
ただし、これらが単独の原因でなく複合原因の場合(むしろ、こちらが多いとの推測されます)対策も複雑となり有効な手立てを見出すのは困難です
農薬暴露での蜂児出しは数日で収まる事が多いです。
長期に渡る蜂児出しはウイルス感染が多いです。
ウイルス感染での蜂児出しは幼虫だけでは無く後半は蛹も出します。
つまり出す子が居なくなるまで全ての子を出し尽くします(-。-;
その後成虫も死滅。
サイトの情報だけでは無く、正確な専門家の情報を得て下さいねm(_ _)m
ただ多くの蜂児出しが続くようなら家畜保健所へ検査を依頼されて下さいm(_ _)m
13時間前
まーさん
茨城県
養蜂に興味があり今年やっと蜂を捕獲することができました。無知の素人です。
michaelさん丁寧な説明ありがとうございます。いろんな理由があるのですね。もうしばらく様子を見てみたいと思います。
3時間前
まーさん
茨城県
養蜂に興味があり今年やっと蜂を捕獲することができました。無知の素人です。
Michael
大阪府
Michael(ミカエル) スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地...