なかなか春本番の気候にならない千葉県です。もちろんあちこちで分蜂していますし、私の管理する群のいくつかは分蜂終了していたりもするのですが、自然巣からの分蜂と思われる探索蜂は不安定な気候になかなか踏ん切りがつかない様子です。その中で飼育群でありながら昨年からのジリ貧の状態から見事復活した宗像群も頑張ってはいるのですがかなり出遅れております。本日見回りに行った時に、ちょっと面白い行動を目にしました。
本日は午前中は爽やかな晴れでしたが昼過ぎから突然暗雲が垂れ込め、冷たい強風が突然襲って来ました。ちょうど私が巣箱に向かって歩いていた時に風が吹き始めました。その時のことです。時騒ぎか?と思うくらい蜂が舞っているのですが、それはよく見ると騒いでるのではなくて、慌てて帰巣してくる蜂のラッシュでした。動画を見ていると100パーセント帰巣する蜂ばかり、出ていく蜂は皆無です。
冷たい風の中、巣門扉を開けたら迷惑かなと思いつつ、内検してみたら、、、完全に巣脾は隠れ、数の増えたはっちゃんたちに安堵しました。
「この風はヤバい」と察知する能力はすごいと感動しました。外で働きながら、微妙な気温や湿度から、その後の天気を予知できるのです。この1時間後には土砂降りとなり、今も降り続いています。
この群の2週間前の日誌です。