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なぜアピスタンでダニが死ぬのか。なぜ耐性ができるのか。

古ちゃん 活動場所:鹿児島県
好き好きに蜂の世話しながら暮らしています。 奄美大島は日本国内に限ればニホンミツバチ分布の最南端の地です。暑くない時期は、自宅の外壁の割れ目にニホ…もっと読む
投稿日:2020 10/25 , 閲覧 476

! 夜眠れない時に超オススメの動画紹介です。

youtubeで遊んでいて拾った動画です。内容は、ピレスロイドの作用機序解説です。

アピスタンの有効成分フルバリネートも、ピレスロイドの一種なので、アピスタンでダニが死んだり、効き目が落ちたりする理由の理解に役立つ、かもしれない…


前編

後編

要約

・神経細胞は、イオン濃度の拡散を利用し電気信号で情報を伝達する。

・神経細胞内外のイオンの出入りを、「ナトリウムチャンネル」が司る。このナトリウムチャンネルは、信号が来た側に電気信号を送らないカラクリも備えている。

・ピレスロイドは、ナトリウムチャンネルを「ON」の状態に固定してしまい、デタラメに電気信号が流れ続ける状態にしてしまう。よく、アピスタンの説明に「神経を興奮させて殺す」とあるのは、多分このこと?

・ピレスロイドが作用できるナトリウムチャンネルの形は決まっている。このナトリウムチャンネルに変異があった場合、作用が起こらない⇒耐性個体だけが生き残り増えてゆく。

重要度は低いけど面白い情報

・似た作用機序の毒物に、テトロドトキシンがある。ヒエッ…

・しかし、ピレスロイドで…つまりその辺で売られている蚊取り線香やGキラースプレーで人が呼吸困難になって死なない。ヒト含めた哺乳動物は、皮下組織など各部位にピレスロイドを分解する酵素を持っており、神経細胞までピレスロイドが届かない。

コメント2件

ミツオ 活動場所:大分県
投稿日:2020 10/27

古ちゃんさん

こんばんは。

つまり、人類みんなで服毒すればテトロドトキシンを克服できる可能性が…?

似たような原理で、ミツバチは嫌がらないけどヘギイタダニが嫌がるチャンネルをONにする物質(αテルピネオール(アロマオイルとかの成分))があるみたいな論文を目にしました。現状ではコストが見合わないのがとても残念ですが…

古ちゃん 活動場所:鹿児島県
投稿日:2020 10/28

ミツオさん

コメントありがとうございます。

こういう、理工系の学習チャンネルはまだまだ希少な気がします。一方、歴史とか哲学思想はかなり多いなぁって印象です。

地球を侵略し支配した宇宙人が、人体実験でそんな実験やったら耐性獲得できるのかも…?

植物精油成分という意味では、チモール剤はそれに近い事をやっているのかなぁ?このチモール剤だって、なぜダニが死ぬのか、はっきり断言できないという考えが根強いです(僕も大方そうだろう、程度の事しか言えない…)。

投稿中