今週は、9群各20匹あまり全体で約180匹のアカリンダニ検査をしました。
幸い1匹もアカリンダニ罹患のものは見られませんでした。
できるだけ新鮮な状態でみたく冷凍を止め、冷蔵庫にビニール袋入れ休眠状態にし、これをトレーに空けて部屋で見ていると暖かさで復活し、今までつまむと時々刺されることがあったのでタッパーに保冷剤を入れその上にビニール袋から出して置きそれを見ました。
新鮮で罹患していない気管は透きとおるような白さです。嬉しい反面、なんだか物足りなさを感じました(@_@)
ただ、市内の蜂友から問い合わせがあり状況がおかしいということで見学に行くと1群は崩壊、もう1群はアカリンダニ蔓延している状況でしたので安心しておれません。何が違ったのか、聞いたところメントールの予防をしていなかったとのこと。
アカリンダニで詰まった気管は外しやすいのですが、健康体はピンセットで挟むと切れやすくなかなかいい写真は撮れませんでした。ここでbee&beeさんが、気管のすばらしく分かりやすい写真を揚げられていたので、なんどもお聞きし教えていただきました。次回からは教えていただいたことにも取り組みたいと思います。
・検体の採集から検査まで
ゴミ袋を巣門付近を覆い巣箱を少し揺らし刺激を与える。飛び出した蜂が入る。
ビニール袋から空気を抜いて冷蔵庫にいれる
タッパーに小さい保冷剤を入れその上にビニール袋から出した蜂を置く
・巣箱の状況 4~5段でいずれも底板近くまでビッシリ蜂がいる