今日はコロナワクチン1回目の日。アレルギーがあるのでワクチン接種前後は安静にしておこうと思ったが・・・そうにもいかない(笑)
ネコマル栗畑にいるミツバチたち、山に移動して雪が降る11月までの間に冬に給餌する蜜を自分たちで集めてほしいと移動を計画中だった。先週の内検では順調に蜂数も増えて、まだネットで覆っているだけだったので、それにスズメバチのガードを付けて1週間慣らしておこうと思っていた。
ネコマル栗園に出かけた。
到着後、無防備のまま巣箱に行くと、すでにオオスズメバチが10匹ほど巣門にへばりつき、下には無残に殺されたミツバチたちが落ちていた。便利巣門のおかげで中には押し入られていなかった。
私はなぜかミツバチを襲う大敵には人間以外だいたい遭っている。なので大量のオオスズメバチにも結構冷静。
(自分の精神衛生のためにスズメバチが巣門に張り付いている写真は撮らない。)
ミツバチがいてもいなくても山に行けば樹液を舐めているオオスズメバチの集団と出くわすことがある。危険極まりないので私は各所にスズメバチサラバを用意している。今回も新品が用意されていた。
落ち着いて車に戻り、防護服を着てゴム手袋をしてスズメバチサラバを持ってオオスズメバチがへばりついている巣箱のところへ。
「なにしどんじゃー!!どっかいけぇぇぇぇー!!!!」
スプレーに飛び立つオオスズメバチにも追いスズメバチサラバを掛ける。どこが冷静なのか、、、スズメバチサラバ半分以上なくなってしまった。
持ってきたスズメバチガードをつける。
なんか違うんだよなー。ニホンミツバチならこのガードがあれば救うことができる。セイヨウミツバチなんで出てくるんだ??セイヨウミツバチを飼育したいと思ったのは同じミツバチでの違いを知りたかったから。巣営の様子を知ることでニホンミツバチもより深く知ることができるのではないかと思ったから。
2種類はいろいろ違うんだけど、、オオスズメバチへの対応はあまりにも違い過ぎる。上手にやらないとどちらへも無用の殺戮が起こる。
そこへネコマルさん登場。かくかくシカジカ、話す。
ネコマルさんのオオスズメバチ捕獲機のカスタマイズを聞いた。
名古屋の蜂場のニホンミツバチのガード状況はこれ。
箱だらけに見えるが(笑)実質4段の巣箱に10㎜16㎜のネットを2重にかけ、スズメバチが巣門に寄れないようにネットを遠くに引っ張ってある。これはニホンミツバチだからこんなグルグル巻きで済むが、セイヨウミツバチは内検を頻繁に行わないといけない。解体と再構築を簡単にしたい。
今日はおとなしくしておこうと思いながらもホームセンターへ、簡単な仕組みを作る材料をゲットに行くことにする。
今日はとりあえずは今までのネットを2重にしてかぶせた。あなたたちオオスズメバチ来ても戦うんじゃないよ!!
「なんだよー巣門も入りにくいし、ネットも倍!?頼むよー!」という声が聞こえてくるが。。。慣れろ!
<番外>
16mmのネットを簡単に出入りするオオスズメバチたち。
これは私の使っているネットの素材が問題であると思いなおす。
これは犬たちのドッグランに使っているネット。網目16mmだけで判断して使ったが、ネット自体強い。オオスズメバチが簡単に噛み破れないので使っていたがそれは籠城するニホンミツバチ向き。セイヨウミツバチの場合は巣箱にかけても形を成しているのでオオスズメバチたちは冷静にそこを潜り抜けていく。その時セイヨウミツバチは籠城しないで戦う。これがいけない。
ネコマルさんのネット
テロンテロンのデロデロ。不安定でかけると網目は消えところどころミツバチが通れる穴があるようになる。この違いは大きい。防獣ネットではなく防鳥ネットがいいと判明。
<番外2>
いまだに女王蜂を見つけられないnoji、今回はネコマルさんに内検していただき無事2群とも女王蜂がいることを確認(笑)
「あ!そうそうネコマルさん!空になった蜜枠取り出したんですけど、この塞がっているのは何ですかね?蜜?」とネコマルさんがくる前に一人で内検した時外した巣枠を取り出して見ていただく。
あれ??巣枠しまったときにはいなかった蜂がいる。
「蜂生まれとるじゃないかー!戻せ戻せ」
「あら!やだ!こんにちは!」まだそんなレベルm(__)m