2021年9月1日(水)、天気曇り、朝方一時晴れ。
今日は珍しく太陽が殆ど顔を見せなかったので、蒸し暑いとは言いながらも過ごし易かったです。とは言え、自分自身はまたもやお昼過ぎの数時間を何も出来ず、無駄に過ごしてしまいましたが・・・。
さて、先日のT地西群(越冬した元母親群)についてですが、巣板から蜜ダレがしているのが分かり、とうとう群れの終焉と理解しましたので、8/29の早朝に箱替えをやって来ました。
↓この状態にした上に蓋付きの空箱2段を被せ、蜜蜂を音で追いやって上の空箱へ移動させます。その後に、蜜蜂付きの箱を別の巣門箱(底板付き)の上へ移動させ、元の場所へ。
ちなみにそれまで、箱の底は全面金網だったので、ハチミツはビールケース下に垂れ、それがオオスズメバチを呼び寄せたんじゃないかと思っています。
↓その元母親女王群、箱入れ替え後、未だにこんな状態。女王が居ないのは分かりますが何故未だ2か所に?(右の壁にウスグロツヅリガが居ます)
ところでその西群の箱替えをやった同じ日(8/29)に不思議な事が…。
気になって再度、T地を見に行ったのが13時頃。その3群置いて有る内の東群にキイロスズメバチが来ていたので退治して、そののち、内検をしようとしたら、急に蜜蜂の出入りが激しくなった。「ありゃぁ~、時騒ぎが始まってしまった」と思ったけど、箱の前方を飛んでる動きに何か違和感。
再び巣門部をよく見るとケンカしてるじゃありませんか!「えぇ~、盗蜜?!」と思ったのですが、しばらくその状態が続くので、家から日本酒を薄めたものを持って来てスプレーして見ました。
日本酒と言えば無王群と弱小群を合同させるときに使うもので、お互いの匂いをごまかすもの。何の根拠もないけど、他になすすべが浮かばないし、ものは試しとやってみた。
この、スプレーをやり始めて感じたのですが、段々と「もしかしたら盗蜜ではなくこの群れの仲間になりたいのかも???」・・・と思えて来た。だって、箱の前方から次々沸く様にこの蜂箱めがけてやって来て、箱周りを飛ぶその動きはまるで、自然入居の時の動きに似ている。数は少ないけど。
だから巣門部周辺の騒動を日本酒で納める事が出来たら、次はどうなる?と思い、巣門部周辺にたっぷり吹き掛けたつもり。そのかいあってと言うか、分かりませんが、気付けば騒動は徐々に収まり、そして静かになった。
そんな私の考え方が正しいかどうかが分からないので、内検写真を撮って見たけど、元々蜂数が多い群なので、小さめな群が入ったって分からないですよね。
それにしても不思議な出来事でした。
ところで今日は姉宅で3群を内検しましたが、全て白い巣板が並んでいて、活発さが伺えます。我が家周辺の群と違って、とっても安心出来ます。
↓ヤマモモ群
↓栗の木傍群
↓柿木群