オオスズメバチに遭遇したのは養蜂を初めて3年目のOさんです。
Oさんの話によると、キイロスズメバチが巣箱に採餌に来ている時はほとんど恐怖を感じないそうです。
オオスズメバチとはここ数年、遭遇していないので、同様のケースでオオスズメバチがどのように反応するか、非常に不安だったとの事。
その朝、Oさんはいつものように犬のハウザーの散歩で午前6時15分頃に家を出て、散歩はそうそうに終わらせて、自転車で蜂場へ行く心算だったとの事。
処がハウザー譲は、T字路に来た時に右には嫌いな犬が居るのか、左にぐいぐい引っ張っていきました。
その方向は蜂場に向かっているので、Oさんも運動がてら追従したとの事です。
蜂場に着いたのは6時半をちょっと回った頃。
近い順に四女群・三女群と回り、なんの異常も感じなかったそうで、3つ目の帰って来た母親群と称している巣箱に行ってみると、、、
オオスズメバチから1.5mの処に観察用丸太椅子が置いてあるので、危険を感じながら
2分程観察をしたところ、
日本みつばちはオオスズメバチに近づくものもいたが、怖がっているようには見えなかった。
(一瞬、チャイロスズメバチがキイロスズメバチなどの巣を乗っ取る時のテクニック=じっと動かず、匂いをごまかす?=有りえない)
画像はスーバチですが、飛来して来たのは本物のオオスズメバチである事は間違いありません。
Oさんは貴重なタイミングと思い、しばらく観察したところ、匂い付けをしているのか、肉団子を作っているのか、両方なのかはよく分からなかったそうです。
手元に置いてある長さ1mのハエタタキを持って、位置を左に移動して、右手に一撃で撲殺する事に決めたとの事。
ふさくんからとにかく、一発必勝でなくてはならないと予て忠告されていました。
Oさんは、渾身の力を入れてハエタタキを打ちおろしたのですが、オオスズメバチの体はバラバラになって、1mほど飛び散ってしまい、本当に撲殺できたのか、逃げられたのかも不安だったとの事(死体を発見できない)。
ちぎれた胴体が草むらに残っておれば、オオスズメバチのSOS信号(残ったフエロモン)で
しばらくすると大群のオオスズメバチが来るかも知れないと、不安な思いで帰宅したとの事。
事後、特別に変わった事があれば次の臨時ニュースでお知らせします。
取材は本人 おっとり記者でした。
補足:犬のハウザーを蜂場に連れていってはダメだとnojiさんより進言頂いているので、巣箱の遠くに待たせていました。