全巣板を撤去した超弱小群は、新巣脾を造りはじめ そこに集まって、復活を期待していましたが、6~9日の間 、寒波(最低気温:-5℃)に連動してか 蜂塊は新巣脾を放棄して盛上げ巣の谷間に移動してしまいました。 この後2~3日新巣脾に戻りましたが、また盛上げ巣へ。 … この時点で この群の最期を悟りました。 子育て(新蜂への移行)ができないからです。 また現存の群蜂の寿命も迫っています。
この1週間で 底板上や巣門前での死蜂が増えてきて、昨日15:30に中を覗いてみました。 … 余りに減ってしまった蜂数に愕然! 女王様もより暖かい上部に露出していました。 下の写真を撮る時は 下へ潜り込んでいくところで、妖艶なお尻しか写りませんでした。
この時は皆動いていましたが、心配で今朝観たところ、ほぼ同じ状態でフリーズしていました (T_T) … やはり、と思いましたが、簀の子上と下の段に使い捨てカイロを入れ、陽が当たってから天板を外し、上に透明シートを被せて放置しました。
結果はほとんど(恐らく女王様も)の蜂が蘇生しました。 昼過ぎに観た時は、直射日光を嫌って下方へ移動していました。
ただ この群は今後私が何らかの手を差し伸べても 結果は変わらないと思っています。 (昨年の経験から) … 最期を見届けてあげます。
強勢群でさえも 一瞬で衰退・消滅してしまう『アカリン被害』、そろそろ終わりにしたいです。
残る1群は 蜂数はちょっと多いほどですが、花粉搬入も盛んなるも、昨日簀の子上で立翅の個体を確認しましたので、アカリンは抜けきれていないことがわかりました。 出したい手を出さずに(でも有効性のありそうな施策は試しながら)見守ります。