小山さんから紹介されたNHKワイルドライフ 日本みつばちを鑑賞した。
以下の文章は放映されたものは画像の中の日本語で表記されているが、他の文字は私の感じたままのもので放映されたものではない。
気にいった処を抜粋してみた。
樹木の洞で営巣する日本みつばち。この出入り口は地上から3m?~10m? 結構高い位置。
キイロスズメバチが狙いにくい地表に近いのではなく、高い位置の巣門。
出入り口のサイズもオオスズメバチが充分に入れる大きさ。
下は私が養蜂している生き物たちの森の長女群、黄色の○の中にキイロスズメバチが入ってきた。直ぐ上に隙間があって日本みつばちはここがお好きなようで出入りはもっぱらここ。
左下の赤い星印の本来の巣門を利用する事は今も無い。
キイロスズメバチに襲われにくいように赤印の巣門だけにしたいと考えていたけれど、上の樹木の洞、自然界から比べれば現状の隙間から出入りしている事になんら騒ぐほどの事ではないと思ってしまった。
今年からスズメバチにたいしてはネットはしない事に既に決めている。
再びTV、ハネムーンから交尾を終えた新女王蜂が雄蜂の性器を残したまま、樹木の巣へ帰還してきたところ。
働き蜂が交尾の証を確認し中へ誘導しているようだ。
自然界には日本みつばちの命を狙う多くの天敵が存在する。
しかし自然界からみると、ツバメやカマキリやジョロウグモやキイロスズメバチやオオスズメバチやそのほか多くの命をつなぐ為の餌になっていることも事実だ。
生まれてきた若い蜂は危険の少ない内勤を数日務めて、最後の10日程を自然界に出て花蜜や花粉を採集するようだ。
この作業分担をTVでは巧妙な組織運営で群れの数を保ちながらとしている。
とんぼも日本みつばちを餌にしている。
キイロスズメバチ、昨年の夏には一度に4匹位来ていた事もあった。
ハエタタキで殺していたけれど、今年は我慢して観察だけするつもり。
冬を超えると気温が上昇し、太陽の直射を受ける処に巣箱を置いたり、板厚が薄かったり、遮熱をしないと巣箱内温度が急上昇する。
最初に師匠から巣箱毎戴いた重箱は板厚が13mmの小さなものだった。
2021年2月21日の観察では何も遮熱していない13mm板厚の巣箱は昼頃には34度を超えていた。
オオスズメバチが巣門の前に来て匂いを付けられ、多くのオオスズメバチが来る前に日本みつばちは大急ぎでダリアの葉を齧って、これを巣門周辺のオオスズメバチの匂い消しに使っているようだ。
オオスズメバチが日本みつばちに熱殺される事が日本みつばちの戦法だが、一度熱殺に参加した蜂に白いマークを付けて、本物のオオスズメバチを近づけると以前に熱殺戦法に参加した蜂、白マーク付きが真っ先にオオスズメバチに向かっていったとの実験。
熱殺戦法に参加した蜂は寿命が短くなるので、次回にオオスズメバチが攻めてきた時には
まっさきに犠牲になり群を守っているとの説明があった。
オオスズメバチに進入を許さない巣箱が必要だ。
私の巣箱は板厚が50mm以上で巣門の幅は8mm弱の縦型巣門が基本なので、オオスズメバチも食い破る事は不可能に近いと考えているが、詰めが甘いのでどこかからオオスズメバチの進入を許してしまうかもしれない。
蜂場にいったら良く観察してみよう。