おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2023/5/19 13:38
昨日と一昨日の猛暑から今日は過ごしやす気温に下がってきた。
気温が高いと巣落ちの恐れがあるので本日丸洞継箱を行った。
今年の4月8日、生き物たちの森で整備をした後、疲れてみつばちレストランへ回ってみると、なんと、分蜂群が集合していた。
既に生き物たちの森へは4群移送してあるので、もう気力が失せていたのでイージーに空いている丸洞へ収容してしまった。
丸太を4カットで綺麗な丸洞が出来たと自慢に思っていたが、、、
一番上は天井板で厚さが15cm位?
温度計も上と下の2か所に設置だから内部温度観察もできると意気揚々と進めていたが、、
なんと、天井から巣板を垂らしてくれないで、一番下の丸洞の温度計を起点にして造巣開始。
決定的とは言えないまでも過去の事例からすると、巣板が底に着くまでが営巣余命と思うようになった。
下図は昨日の画像で予想されたように盛り上げて来ている。
最上段丸洞を昨日撤去して、今日は場合によってはこの盛り上げしている丸洞も撤去してから、下の丸洞の継箱をしようと計画していた。
ところが本日、天板を外そうとしても既に天板に蜜蝋を付けて盛り上げ巣も天板に固着していた。
盛り上げ巣を少し切り取りたいと思っていたが盛り上げ部分の丸洞撤去は断念した。
やむを得ず、盛り上げ部分と下の育児部の丸洞をビスで連結して離れていかないようにして移動する作戦に変更した。
この状態では重さが60kmあるのか分からないが、持ちてを付けたので試しに持ち上げようとしたが、とても無理。
仕方がない、段差斜め置きで進めるか~~となり、足場を2か所ほど階段式に置いて、
底を引っ掛けては乗せ、回転したりごちゃごちゃやって目的の簀の子丸洞に乗せるか????
結果的に1~2匹は犠牲が出たかも知れない。
見る限りでは犠牲蜂は居なかった。
この後は波トタン等を載せておしまい。
若干の戸惑いはあったが直ぐに落ち着いてきた。
やれやれ!
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この丸洞は2段目と3段目の間に簀の子は入っている。
簀の子を挟んだ事で巣板が分断されて最下段の丸洞に造巣が引き継がれるかがポイント。
cmdiverさんの簀の子式の丸洞型。
上手く最下段の丸洞に造巣が始まれば、この丸洞は丸い形の角洞に似ているので
別の角洞を横に置いて簀の子壁間仕切りとなる。
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別件で白樫群の底の外側
昨日、巣板の齧ったのが一杯出て来ていたので変だな~と思いつつ掃除しておいた。
ところが、本日既に齧りカスが外へ運び出している働きバチがおり、わずかな隙間から内部へ消えた。
巣箱の底の隙間が結果的に多面巣門になっていた。
この群が一番関心のある群で高い位置での連結窓から角洞に巣板が横拡張されていくか?
ペアガラスの観察窓から覗き見ると、蜂チェインができたり、丸い通り道ができたりして、
連絡口の内部で新しい動きが出てきている。
これが成功すればこれからの私のスタイルは丸い形の角洞横連結型が主流になる。
次はクヌギ群(秋入居群の跡取り群)の分蜂後巣板整理をしよう。