cai
神奈川県
ニホンミツバチの野生状態観察が主目的の飼育です。分蜂(繁殖)を優先し、古巣除去副次としての採蜜に限り、蜂蜜の販売は一切行いません。自己による消費及び、危険性を説...
投稿日:2023/8/2 20:14, 閲覧 199
先ずは結果からの纏めとして、
原因として確実にこれは違うなと云うのを排除します。
・蜂蜜不足→屋根裏部屋でも順調に貯蜜が増えてること確認済み、給餌前後変化なし
・花粉不足→花粉荷給餌前後変化なし
・寒い→いやいや連日真夏日
結果として残るのは、
①病気・ウィルス
②暑さ→但し、35℃キープより大幅に暑かった訳ではないので可能性低し
③造巣空間不足
④産卵数の落ち込みにより死亡数も減った
④は今後の蜂数が増えるか減るかで推定可能、引き続き注視
①は対策が遅効性でじわじわ効いてきた、若しくは自然治癒した可能性が低い乍ら残っている程度。
消去法でも数値との関連でも矢張り③が濃厚。だとしてそれが直接の死因ではないし一応、生きたまま捨てられてるのも見ていない。
何故③が死因に繋がるのか考えるにつけ、育児域が継ぎ箱後、変化したと見受けられる。
巣板が長い順、つまり、蜂達のお気に入り順は、東北→東南→西北→西南で、蜂児出し全盛の頃は育児域が西北と西南にあり、継ぎ箱後は東北と東南に移ってきた様に見える。だとすると考えられるシナリオとしては、
東はもう底に近いので造巣しても育児には使えない、仕方なく遅れていた西の造巣を行い、新築なので女王は産卵する、が、造巣ペースが芳しくなくお気に入りの東エリアの古巣房にも産卵、結果、育児域が分散し温度管理が徹底できず蜂児の死因となった。そこに継ぎ箱で急に底が遠くなった、あっらそれならお気に入りの東を増築すんべぇと育児域が東に集中し始めた。ってなトコかなぁと。
だとすると造巣状況と蜂児出しの相関を検証する必要がある。
表はベランダに残った死骸の数、成虫・蛹・幼虫と気象データ並びに造巣状況を示す。そうベランダに残ってるだけなので、絶対数は全く信用できない、下手したら残る数と同等かそれ以上が自力でベランダ外に捨てられている。なので増減の傾向と最低これだけは間違いなく死んでいると云う風にしか捉えてはいけない。蛇足だが昨夜久し振りにチンチョック(タイ語でヤモリ)が巣門外カメラに捉えられたのだが、門番を警戒しつつ(門番は怖いらしい)、板にこびりついた白い蝋屑にアタックした。どうやらチンチョックは蜂児を喰ってる。。。死骸清掃係の同志であった。
さて、造巣と蜂児出しの相関だがデータとしては見事に符合する。
次にこの蜂児出しと云う大問題を何が引き起こしたか、原因と対策だが、これはどう見ても巣落ち防止棒である。
気持ちは分かるがこの群れは隅っこが好きである。入居当初から東北角を中心に蜂球を作っていた、そしてそのまま造巣をするので東北角中心に巣板が巣箱に対して50°程度の角度をもって造営されてしまった。天井スノコは壁に平行に溝があったのにも拘わらずである。その結果、棒は巣板の中心でなく縁周辺にくるので避けようと思えば避けられる場所に来てしまい、事実、上の方は下に空間もあるので抱き込んだが、一番下の棒は嫌がられて棒を避ける形で造巣が止まってしまっていた。同時に十字になった棒がエリアを分断し巣板全体が歪になってしまった。
この教訓から、巣落ち防止棒を考察したい。先ず試すのは、twitter(やってないけど)も採用した"X"である。十字でなく45°捻ったXである。そちらの詳細は又、別途。
cai
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ニホンミツバチの野生状態観察が主目的の飼育です。分蜂(繁殖)を優先し、古巣除去副次としての採蜜に限り、蜂蜜の販売は一切行いません。自己による消費及び、危険性を説...
おっとりさん, おはようございます。
はい、ExcelにWebからコピペです。
一番下のURLはピンポイントにはないので近場の海老名のデータですが毎日更新されるので、毎日コピペしてます。ブラウザはChrome(Firefoxも可)です。Edgeは駄目です、セキュリティの観点からコピペを禁止してしまいました、IEモードにすればいけますが、、、危ないから火(文明)は使わないってゆーくらいの愚策です。
具体的には、表のコピーしたい部分を選択→ctrl+c(コピー)→Excel貼り付け先で右クリック→貼り付け先の書式に合わせる、で貼り付け
になります。
絶対気温だとデータを探してガッツリやってみましたが見当外れでした。orz
今朝のカウント(昨日1日分の死骸数)も99で2日連続二桁キープです。(喜
矢張り、空間不足と云うことになります。屋根裏部屋があるよぉとか、ほれ、西半分は未だ未だスペースあんじゃん、とか、思っても蜂としては、
もー巣造れん、場所無い、、でてこかしら
ってなってたんですね。。蜂の判断基準がドコなのか、、まだまだ先は長いです。
2023/8/3 08:41
cai
神奈川県
ニホンミツバチの野生状態観察が主目的の飼育です。分蜂(繁殖)を優先し、古巣除去副次としての採蜜に限り、蜂蜜の販売は一切行いません。自己による消費及び、危険性を説...
2023/8/3 09:18
cai
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ニホンミツバチの野生状態観察が主目的の飼育です。分蜂(繁殖)を優先し、古巣除去副次としての採蜜に限り、蜂蜜の販売は一切行いません。自己による消費及び、危険性を説...
おっとりさん,
はい、ボキも基本的には放任主義です。出来る丈、自然な環境で蜂がどの様に振る舞うのかに興味津々です。なので過保護も大概にと反省しちょります。
しかし、蜂児出しの原因が知りたいのです。と言うか蜂のシステム、
誰も指示することなく個々の判断で群を環境に最適化して生き残ってきたシステムの仕組みを知りたいのです。
環境も不確定なものと確定的なものがあります。
不確定な気候や蜜源は覚えておく必要もなく1年以上の寿命をもつ女王でも採蜜をしないので、季節で蜜源がどう移り変わるか知りませんし、採蜜をするものは一つの季節も生きてないので分かりません。去年まで沢山花を咲かせてた木が倒れたり今年から花をつけ始めた木があったり覚えておいても殆ど役に立たないのです。だから女王の仕事は産卵マシンに徹することです。一つの重要な要素である蜜源が不確定である以上、最適化するには目一杯産んでおくことしかできません。卵が孵る3日後に一斉に開花したり花を落としてしまったり、その時になってみないと分からないからです。
一方で、巣箱の広さと云うのは蜂にとって確定的な要素だと思います。普通は広くなったりしませんし、それを期待することはできません。
越冬しないと分蜂(繁殖)もないと考えると越冬は極めて大事です。
越冬の成否を握るのは貯蜜量で、不確定な気候と蜜源は兎も角、貯蜜スペースが無ければ貯めることもできませんし、真冬に野宿できる筈もないので巣箱の広さに群の規模を合わせるのは絶対的に必要不可欠です。
勿論、人間の様にパパっと中を見て埼スタなら63,700だね、とか、日産スタジアムなら72,327とかの判断はしません。取り敢えず、造れる丈、造って産める丈、産む、です。あとは蜜源に応じて増減しますが目一杯に最適化できます。但し、造れなくなったらそれ以上数を増やしても越冬できず意味が無いので何らかの方法で調整するのだと思います。その一つが蜂児出しなのかなぁと。
勿論、女王が察して産卵数を絞る方法も採れますが蜜源に対して巣箱が小さいなら近場でもっと広い巣箱を探すなり、狭くても分蜂して増やすなり幾つかの方法を選択肢として持っている筈です。
蜜源は不確定乍ら貴重で無駄にすべきでなく、逆に巣箱は選んでしまったら確定的ですが、選ぶ前なら圧倒的な数の選択肢があります。で、それも複雑な判断基準で選ぶと云うよりは、取り敢えずやってみて駄目なら逃去で引っ越しだぁってのがニホンミツバチの採った戦略かと思います。
個にして全、全にして個、、進化の頂点です。
2023/8/3 10:36
cai
神奈川県
ニホンミツバチの野生状態観察が主目的の飼育です。分蜂(繁殖)を優先し、古巣除去副次としての採蜜に限り、蜂蜜の販売は一切行いません。自己による消費及び、危険性を説...
おっとりさん,
不確定な気候や蜜源と言うのは、人間なら昨年並みなら春は5万で夏に3万まで減らして秋に6万までとか家族計画する処に冷夏で開花のタイミングがズレたり大蜜源だった桜が枯れてしまっただとか予測と変わる可能性が常にあると云うことです。だから、予測しても(できないですが)仕方ないからその時に応じる必要があり、
自然入居か強制捕獲かを問わず、仮にもう一杯になって空間不足となったら、そこから都合良く空間が拡がることは自然には無い、反対からキツツキが掘ってきてこんにちは、だったり、突然の地盤沈下で空洞が拡がったり、、人間が継ぎ箱しない限り、空間と云うのは殆ど確定的だと云う意味です。確定的であるなら待っても仕方ないので逃去なり分蜂なり行動を起こすと。
確定要素に対しては彼等の判断は早いので気を付けないといけないと強く思いました。
2023/8/3 12:32
caiさん おはようございます。
表はEXCELですか?
温度とかのデーターの取り込みはどんな方法でなさっておられますか?
私は手入力なのでここまで細かくはできません(笑い)
2023/8/3 00:01
コピーペイストは知ってはいましたが、今回のような大きなデータが出来るとは想像できませんでした(笑い)
今度、やってみます。
***************
子捨てが育児スピースが無いから?
私はずばり蜜源植物だと思います。
大量の子捨てはギブアップです。
2023/8/3 08:50
caiさん
私は給餌をしたことが無いと云うか、餌は自分で集めろ方式が基本なんです。
でも1群しか居ない状況になったら、なんとかしたい気持ちは分かります。
でも、にほんみつばちは自分で外へ行って蜜を集めてきてナンボで、餌不足で消滅は諦めます。
なので、食料についてcaiさんにコメントが出来る資料をもっていないのです。
貯蜜が増えているのであれば、普通に考えると夏バテで女王蜂が避暑をしたいとか?
子捨ての数が多すぎると病気だと思ってしまいます。
後は、天に任せるのが私流です。
2023/8/3 09:24
caiさん
●群を環境に最適化;
確かに種は生き延びてきたので最適化の努力を本能でおこなっていると思います。
しかし滅びてしまった種もいます。
日本みつばちがこれから滅びないとは言い切れないと思います。
●システムの仕組みを知りたい:
物凄く素晴らしい事だと思います。
私もそうしたいです。
●不確定な気候や蜜源:
気候は不確定とは思いません。
春・夏・秋・冬とあるじゃないですか?
確かに温暖化(人間の悪行)で季節は変わってきていますが、不確定と云ってもめちゃくちゃ不確定とは言えないとおもいます。
蜜源植物も春夏秋冬で開花しています。
量的にどの程度変化して来ているかを個人で調べるのは不可能ですが、
約束された花粉・花蜜を提供されるわけではないにしても、めちゃくちゃ変わるとは思いません。
変数である事は間違いないと思います。
花蜜・花粉の変数に合わせて昆虫~生き物が生きていると思います。
●目いっぱい産んでおくしかない:
それは当たっているかも知れません。
しかし、蜜源植物がどこにあるかパトロールしているので量のついても把握していると思うのは人間の推測かも(笑い)
●育児だし:
作り過ぎた幼虫に対して蜜源植物が少ないと判断したら、児出しになるとは想像できます。納得です。
●巣箱は選んでしまったら????
私の場合はにほんみつばちが選んで入居する天然入居は1割り位です。
あとは、分蜂群を強制捕獲して強制的に巣箱へ押し込みます。
押し込まれても嫌だったら、私の許可なく引っ越しする権利は彼女らにあります。
2023/8/3 11:38
caiさん
はい、分かりました。
2023/8/3 12:38
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
おっとり
千葉県
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おっとり
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おっとり
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