ミツバチの世話を始めてから1年、今まで以上に雨季と乾季の移り変わり、植物の成長に気を留めるようになりました。現在、乾季のバリ島ですが、先日、6週間ぶりにお湿りがありました。すると、待ってましたとばかり花が咲き始め、働きバチの活動が活発になりました。そして、1週間後にヤシ組が分蜂しました。あっという間に空高く旋回して行ったので写真もビデオも撮れず、残念。お見送りができたから、良しとします。Yan師匠によると、ヤシ組のように大きなコロニーはシーズン中に3−4回、数日を間をあけて、分蜂するそうです。
そして、花不足で弱体化した竹組は砂糖水で食いつなぎ、3週間半で元どおり、巣板が見えなくなるまで増えました。また、スズメバチが現れると、20匹ぐらいで(ヤシ組は100匹以上が常駐ですが)羽を震わせて防衛しているところを初めて見ました。
バリ島では人間が住む家の中にもヤモリが沢山います。愛嬌がある顔だし、特に問題を起こすわけじゃないので駆除はしていません。でも、巣箱の周りにもいつもいるので、蜂を襲っているのか心配になり、師匠に問い合わせたところ・・・ヤモリは巣箱にくるツヅリガ(Wax Moth)を食べて、共生すると聞きびっくり。針をもつ働きバチは絶対に襲わないけど、雄蜂は時々、餌食になる場合もあるそうです。