分蜂の回数に加え例年ではそれほど見られない夏分蜂が多かった今年、真夏になってからの動きがいろいろありました。
8月中旬
大型商業施設の入り口付近に飛来した日本ミツバチ分蜂群。取り敢えず収容するも、極く小さな群で、誰かに引き取ってもらうのも気の毒、野に返すのもかわいそうなので連れて帰りました。六角巣箱の中で10日目には小さいながらも巣板が確認できました。
8月中旬
庭木に蜂球が出来たとの連絡があり、「分蜂群はすぐに何処かへ飛び立つはず」と答えたものの、もしや西洋群ではと思い確認に。向かった先は閑静な住宅の広い庭、そのもしやの西洋群でした。お盆が終わって再確認に行くとしっかり巣板ができていました。カボチャ農家さんに引き取ってもらう手はずで捕獲の準備をしています。
枝垂れ梅開放巣群 飛来から8日目
7月下旬に入居した床下巣群
床下からミツバチが出入りしているとの連絡を受け調査、ファイバースコープカメラが不調のため目視でしたが日本ミツバチと確認、フローリングの部屋の下から元気よく出入りです。その後、知り合いである家主さんがファイバースコープカメラを購入して自ら撮影。居住建物のため捕獲移動については検討しながら観察中です。
家主さんのスコープカメラ精度良いです。形の良い巣は入居から推定3週間の状態。
7月中旬
4月19日に自然入居した庭の日本ミツバチ六角巣箱群が分蜂、飼育群からのこの時期の分蜂は初めてでしたが、近くの枝にとまって球になったあとも初めて見る体勢でした。通常は飛び立つまで円球になっているものですが、この群はしばらくして横に広がり始め、平たくなって夜を迎えたのです。暑さ対策でしょうか、次の朝6時半には居なくなっていました。