投稿日:2023/11/17 11:34, 閲覧 134
みつばち王国からの要請を受けてラオス式養蜂の工法登録をする。
一度、登録されれば閲覧者は誰でもその工法を取り入れて樹木洞を作成する事ができる。
将来、誰かがこの方法を取り入れる時に少しでも参考になれば嬉しい。
樹木の太さは太ければ太いほど良い。
これは夢の話で現実にはなかなかできない。
実行するのは杉の木の直径50cm~70cmのものとなった。
樹高は180cm位で伐採する。
チェンソーを高い位置で水平にして杉を切る訳だから、安定した足場がいる。
杉の伐倒は地面すれすれで行うのが通常だが、目的が樹木洞では伐倒の危険を承知で地上180cm程で切る事になる。
下の写真の足場は褒めたものではない。
足場が動かないか確認すること。切断を始めるまでにチェンソーを持ってシュミレーションをすると良い。
尚、倒木の方位によっては怪我をするので逃げ道の確保をしておく事は当然。
通常の伐倒と同じく受け口と追口を刻んで行う。
下の写真は伐倒された上の部分を適当な厚みでカットして伐倒した根本部分に載せただけだ。
このあたりの方法は製作者の好みに任せられる。
ラオス式とし規定されるのは天井は巣箱と一体で、丸洞の様に上から蓋をする方法は取らない。
通常の丸洞は長さを80cmとか適当にカットして、両方からチェンソーを突っ込んで内部を刳り貫く。
この方法では所有するチェンソーの刃渡りの2倍までしか刳り貫く事はできない。
ラオス式では側面から切り出すのでチェンソーの有効刃渡りは35cmもあれば充分。
洞の内径が23cm程で厚みが10cmで丸太の直径は43cmとなる。
地面に根っこを持つ切り株も、カットされた丸太も地面に縦に置けば、白身の部分にコケが生える事が普通だ。
下の写真はカットされた丸太。 苔が美しすぎる。
赤身の部分は固く、水分を通しにくく構造的に強くする為に必要だ。
根っこが地面に入ったままであれば5年~10年すれば(体験はしていない)白身の部分が腐ってしまうかも知れない。
これは既に作ってしまった、今思えば失敗作になる。
上で述べたように赤身の部分は構造的に全体を支える部位なので下の写真のように最下段に空気が流れるようにしたのは、将来白身の部分も腐り、空気穴が構造的に寄与しないので全体が倒れてしまう事が予想される。
5年後に私がまだ活動しておれば確認できる。
よってこれからのラオス式では空気が流れる空間は設けない。
上の黄色線で示した所が形成層の仮導管を切断する位置。
下の写真は別のラオス式だが既に仮導管には切り込みが入れてある。
しかしうっすらと緑のコケが生えているので地面からの水分吸い上げがまだある事になる。
昨日、仮導管をカットした上の皮を剥がしてみたが、根っこ付きの洞の場合には地面の内部の水脈など、場所との相談で洞の中を湿気させてもいけないし、乾燥し過ぎてひび割れを起こさせてもいけない。
個別に加工の程度を変更する必要があるかも知れない。
下の写真は別の根っこ付き洞で乾燥し過ぎてひび割れを起こした事例。
下の写真は数十年前?に折れた杉。
白身の部分は剥がれ落ちてない。
残っているのは赤身。 叩いてみたら固い。 赤身は長期に渡り腐らないかも!
8000文字を超えるとせっかく記述したものが吹っ飛ぶので一旦UP。
残り何文字と出れば嬉しいが、、
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
おっとりさん 凄く 参考になるが! 参考にする体力と 行動力が 有るかどうかが 問題だ。
2023/11/18 09:32
おっとりさん こんばんは♪
実践した人にしか書けないノウハウがびっしり! ブクマ日誌です(^^)
2023/11/17 19:06
モリヒロクン
千葉県
79の遊び事好きジイです、年金生活者で 毎日が 日曜日です。メバル釣り 山菜採り 茸採りなどが 大好きです。犬も好きです。日本の山を 雑木林に変えたいなあ?