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ニホンミツバチ
略奪的養蜂?! 2023年12月14日(木)晴れ 編集中書きかけ もう少し続く

おっとり 活動場所:千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2023 12/14 , 閲覧 179

その昔、私の質問にご回答してくださったなかでの公演「伝統養蜂にみるハチとヒトの関係」

福島県立博物館主任学芸員 佐治

ご回答くださったのはyamada kakasi さん

検索するとPDFが自動的にダウンロードされる。

じっくり読みふけっていると、突然の訪問者が、、

今日は2023年12月14日 午前8時40分 パソコンルームは14℃。

こんなところに現れないで早く冬眠して貰いたい。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/083/8316085049284170759.jpeg"]


以下は抜粋

その地域の周辺の山野に巣箱を仕掛け,運良くハチ群が捕獲できれば,

これを一定期間(およそ6月~ 11月初旬)飼養 し,晩秋のハチ群が訪花行動をおこなわなくな り

越冬にはいった時期に蜜をしぼり採蜜をおこなうというものです.

この際,ハチ群をかまわず巣房ごと,巣箱からかきだすように蜜を採るものですから,ハチ群は死滅か逃去を余儀なくされるわけです.

こうした採蜜の方法を,私たちは「略奪」型の採蜜といっていますけれども,こうしたハチ群獲得から採蜜までの流れをもった形態です。


ところ変わって、ラオス

これも、もしかしなくても「略奪型」採蜜と思われる。

ある種がいっぱい居るからと云って、その群れの生活を脅かしてしまう事は疑問だ!

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/035/3560252318111434761.jpeg"]


養蜂方式は重箱式・巣枠氏・丸洞・角洞他 色々あるが、、

丸洞式で永年養蜂をするのは結構難しい事がだんだん分かってきた。

今日は丸洞で養蜂している白樫群を天板を取り外して上から内検してみる。

つい先日まではこの丸洞の中は美味しい蜜でいっぱいと夢見ていた。

これだけ沢山の蜜があれば越冬も楽に違いない。

今日の内検で、丸洞養蜂そのものをもう一度考え直してみたい。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/180/18056300000441051961.jpeg"]


再び佐治先生の講演に戻り、採蜜後の処理方法が今では考えられない方法でやっていた。

以下、抜粋

蜜のしぼり方ですが,この地区では,鍋で巣房ごと一度煮て ドロ ドロの状態にします.

これを冷まして蜜と蝋が分離すれば,蝋だけ取 り除き蜜を貯蔵するのです。

****************

この方法は断定はできないが蜂蜜の中に蜜蝋が混じってしまうようで、食した時にオブラートのような違和感を感じるのではないだろうか!?

**************************

丸洞・角洞の上部の板は釘で打ち付けますが,底は板をはらずに底抜け状になっていて,これを平 らな台の上にのせる。

.これには理由があって,分蜂期の把握,飼養中のハチ群の管理上の役割,ハチ群を死滅させず維持しながら採蜜する方法と関連による。

*******************

丸洞などの内検は底を持ち上げて巣板を見る必要から底板は釘打ちしていないとの説明で納得。

*******************************

.そのため,東川地区では,定期的に下から内部状態を確認するという観察作業を怠らず,また巣房のかす片が台に落ちていればこまめに掃除をし,スムシの発生を防ぐのです.

これもミツドゥの底部を底抜け状にしてある理由です.


さて,採蜜ですが,この地域では,7月下旬から8月上旬にかけておこないます.

切 り取った巣房から蜜をたらす作業において一番よい気象条件であること,

巣の一部を取 り去っても,再び,越冬で必要とするだけの蜜を貯蔵できる期間を残 しておく,

といった理由です.

切り取った巣房から,蜜をしぼる作業ですが,東川地区では,大きな鍋を下に置き,

その上に切 り取った巣房をザルやネットに入れてのせ,日光や気温で自然に蜜がたれ落ちるのを待つのです。

「単年」型 と 「連年」型に類型できる 2つの基本的形態に類型をみいだすことができるのです.

しかも.東日本は 「単年」型の,西日本は 「連年」型の傾向を強く示すというように,

養蜂形態の違いが 「地域差」として表れているのです.

さらに,このような 「地域差」が生まれる要因には,次のような環境とのかかわりということも指摘 しておかなければなりません・「ヤマバチば,毎年来るものだ」といい,春に捕獲 したハチ群を,秋には死滅させて蜜をしぼる東尾岐地区の養蜂は,一見,残酷で,資源の枯渇につながるように映るかも知れません.それに対して東川地区の養蜂は,ハチ群を死滅させないようにして維持 しようとする技能が勝っている,といった評価があたえられるでしょう,狭義に養蜂の知識や技能だけをみると,確かにそうなのですが,それぞれの地区周辺の自然を含めここに表れた状況を検討してみますと状況は一変します.東川地区では,古くから針葉樹の植林がおこなわれ,大部分が人工林におおわれハチの営巣に適したような雑木や野生の訪花植物が少ないに気づきます.

一方,東尾岐地区は,降雪や標高の高い山々に囲まれているという環境が針葉樹などの人工林の造林を妨げ,ハチ群が野生で営巣できるブナや トチなど落葉広葉樹といった環境が少なからず保たれているのです.

伝統養蜂の形態の差異を考える上で,こうした環境についても考慮にいれておかなければならないのです.

コメント5件

cai 活動場所:神奈川県
投稿日:2023 12/14

おっとりさん,

はい、ポイントは採蜜をどうするか? だと思います。

しないのが一番だと思いますが、そうもいかないので、やるとしたらどうするかになります。

ニホンミツバチの特徴として逃去がありますので、これに対してどうするか? ①防ぐ ②利用する

又、もう一つの特徴として、古い巣囓り落としです。これは巣落ち防止棒と相反します。

先ず、逃去にしろ分蜂にしろ、群れ(女王)が代わります。分蜂は大切な繁殖行動なので防ぐのはあまり良いこととは思えません、が、実は逃去させて次の入居を待つのもあまり内実は変わらない気がします、が、これは勿論、時期に依ります。秋になる前にやらないと駄目ですね。

つまり、分蜂を容認するのであれば、逃去も容認できるって考え方です。丸胴の採蜜は群に対するかなりのインパクトを避けられないとすると、考え方として逃去を利用する、つまり、何らかの方法で計画逃去を誘発させ、残った物は全て戴く、略奪の一つ手前の追い出しでしょうか、略奪の場合は計画逃去も許さず、奪ってしまうやり方かなぁと。

例えばですが、地域で一斉に追い出しなり略奪して採蜜後の箱を置いておけば、逃げた群がグルッと回るだけで済む気もします。

一方、逃去を防ぐのであれば、管理が容易な巣枠式か非常に巧い処を狙った重箱式になるのかなぁと思います。一見、自然な様で上をぶった切るのは絶妙な感じがします。

重箱で巣落ち防止棒を使う場合は、囓り落としを阻害してしまうので逆に採蜜するなり、古い巣を撤去するなり、引っ掛かって落ちない古巣を取るなりの手当が必要になります。

自然には任せない、きっちり家畜として管理するなら矢張り、巣枠式でしょう。

考え方としては以上かなぁと、、、

幸か不幸かニホンミツバチは逃去と云う凄いシステムを確立してます。オオスズメだったり、熊だったり、、襲われてもそこで全滅でなく、なんと、準備して逃げることもできる。。この特性を利用するのかしないのか? この特性は明らかに野生であり、自然です。

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2023 12/14

caiさん こんにちわ!

そしてコメントをありがとうございます。

養蜂は面白い・奥が深いですね。

日本みつばちの習性なんて何も分からずこの世界に入ってしまい、、、

最初は重箱から初めて、継箱の時に重い重箱を持ち上げるのを体験して、

これは何かおかしいと思うようになりました。

越冬も分蜂も逃去も巣落ちも経験してきましたが、これから先どうしたら良いかはまだ答えが出せません。

今回、巣齧り・切り落としを本当に分かった気がします。

丸洞のサイズは82cm高さ、直径30cmですから大きな容積を、完全に満杯にまで育ち、分蜂はしましたが逃去する事なく、今日も花粉を運んで育児に専念しているようです。

今、更にあたらめて丸洞の古典などを漁り読みしています。

**********

今まで採蜜には消極的でした。

ワバチに蜜を預けておけばちゃんと管理してくれて熟成して美味しいはちみつになるだろうと思っていました。

観察するだげの群ではなくて丸洞で伝統を理解しながら、何か先人がたどり着けなかった素晴らしい方法あるのではないかと夢みておりますが、これを夢想と云うのでしょうね。

どうしたら良いかを考える事を止める事ができない性格なのでこれからも模索して悩んで(楽しく)行きます。

また、教えてください。

******************

これなんかはオオスズメバチが底から上へ入る事はできないのですが、結果的に日本みつばちをオオスズメバチが追い出して(くれて)、

どっさり残された蜂蜜を今、食している所です。

待ち受け(駆け込み寺丸洞)は沢山置いてありますが、今年は天然入居が有りませんね。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/148/14826382697807362613.jpeg"]
cai 活動場所:神奈川県
投稿日:2023 12/14

おっとりさん,

はい。考えるの楽しいですよねぇ、きっと同類です。

ボキの場合は、根っからの虫好きなので養蜂なんてゾクゾクします。

狭い部屋にハエが入っただけで天井まで届く細い棒で遊べます。

遊び方には適度な集中力が要って、ハエが留まらない様に細い棒で脅します。ハエはその優れた飛翔能力で逃げ回るのですが5分も追えば疲れて是が非でも留まろうとします。そこを更にキツく攻めるとやがて、ハエが力尽きて落ちる様が見られます。まぁ、それだけの遊びなんですが、、

昆虫は種としてとんでもない知性を見せますが、個体もそうだと思ってしまうととんでもなく愚かにも見えます。これは個体が知性を持つ人間の傲慢さです、少なくとも64ビットコンピュータの処理能力を持った者が己を凌駕する程の事を為す者を見て、8ビットのコンピュータでも同じ様に考え行動していると勘違いしてしまう傲慢さです。センサは化学反応なので知性とは無関係です。生き物は必要に応じて微量の物質を検知しますが高性能のセンサと知性は全く別のものです。

考えて行動する人は皆、考えて行動してると勘違いしますが、そのためには或る程度の神経回路が絶対に必要になります、が昆虫にはありません。

それなのに結果としては、優れた知能を有するものの様に振る舞うことができる。これがとんでもなく面白い。。喩えるなら幼稚園児が羽生善治に将棋で勝つ様なもんです。いやいやいや、あり得ないでしょ、それを言うなら藤井総太8冠でしょ、、もとい、そんな**な話は荒唐無稽で不可能でしょってことを現実にやってみせてるのが昆虫です。物理的には駒を持って置くことができれば誰にでもそれは可能なんですが、、

どうしてそんなことができるの? でも、なんでそんなこともできないの? まぁ、1日中観てても飽きないですね。それどころか観てれば観てる程、後から後から謎が湧いてきます。考えることが尽きないのです。

モリヒロクン 活動場所:千葉県
投稿日:2023 12/15

c a i さん ちんぷんかんぷん。 その様に 物事を 深く考えることができたらナア⁉️  単細胞のモリヒロクンも 真似してみたいのですがね〜。絶対にできない。 モリヒロクンは 考える前に 行動するタイプなので ついていけない。羨ましいなあ⁉️

おっとり 活動場所:千葉県
投稿日:2023 12/15

caiさん おはようございます。

蠅は衛生的に良くないという事で人間さんから追われています(笑い)

ちょっと見には蠅も日本みつばちも似てるんですけどね。

蚊は体に止まって刺されると痒いので、反射的にパチンです。

蠅は????? 妻はハエたたきで追い回していますよ(笑い)

私は? ハエがウザイとは思いますが、反射的に何かすると言う事はありません。

**************

よく引き合いに出すのが火星人と地球人です。

今回はハエが地球人です。

仏教に入門したわけでもなく、どちらかと云えば無神論者ですが、

直ぐに私が蠅で火星人が私の事を観察しようとしていじくりまわしているように置き換えてしまいます。


殺すなら殺す。

虫だから無視するならムシ(笑い)

投稿中