巣箱の形状・周辺環境がどうであれ、日本みつばちは育児をしている場合には35℃位に保つ努力・工夫をしている。
ちなみに内部温度を測ったら35℃だったら安心してよいと言う事ではない。
ワバチの努力・必死な努力で適正温度を保っているのかも知れない。
毎日暑くて今更何かをしようとするのには凄いエネルギーがいる。
数値は去年の温度。
こんな環境で養蜂したら完全にアウト。
内部温度は44℃になった。
ワバチは間違いなく逃去するでしょう!
巣板も柔らかくなって巣落ちするでしょう!
巣が落ちればスムシが喜ぶでしょう。
下の写真は空の箱で営巣していない。
ではどうするか?
それは養蜂する場所で違ってくる。
尚、海抜も影響してくる。
当然高地では平野部よりも涼しいだろう。
涼しい場所での暑さ対策と、暑い地方での暑さ対策では当然違ってくる。
どうするか?どうしたいかは人それぞれ工夫をすれば良い。
私が好きなのは樹木での寒暖対策、樹木が育っていない時には人工的な工夫しかない。
科学的な方法は取り入れたいが化学的な方法は好まない。
巣箱を(人間の住いも同じ)取り巻く周辺の気候を直視する必要がある。
日傘 大きな日傘が良い。 蜜源植物のカラスザンショウ。
一石二鳥。
夏は極力太陽を遠ざけ、風は通す。 そんな森づくりを続けたい。
安物の蚊帳テントが届いたので近々、森の中で昼寝したい。