キンリョウヘンに惹き付けられて開花株にやって来た雄蜂たちは、
そのままキンリョウヘン香の呪縛でこの場所で夜を過ごしてしまいます。既に飛行して来た彼らはそこに留まるだけで体力を消耗し、更には空腹の為そこに居座り続けるしかなくなかなかこの場から離れられなくなってしまいます。
つい先日の分蜂時の観察で、別巣箱から発出した分蜂群の働き蜂の一部がこの開花キンリョウヘン株に飛来して集まり、更にその働き蜂が雄蜂に給餌するのを見ました。
腹を空かせた雄蜂は普通なら餌切れにより夜間の寒さで死んでしまうのが普通なのでしょうが
餌の給与を得た雄蜂らは元気を回復してキンリョウ網から飛び立ち居なくなってしまいました。飛び去るエネルギーさえあれば元巣に戻りたいのが正直な気持ちなのではないかと思いました(^_^;)