ミツバチの世界において常に最も尊重される事とは、「女王を如何にして生き存えさせるか」だと思います。それは江戸時代まで続いた武士道という絶対的価値観と同じです。家臣はどんなバカ殿であろうと最後の血の一滴になるまで己を廃りお家を守る。
働き蜂の寿命は長くて1ヶ月、しかし女王はその1匹の身体から数万匹の働き蜂を生産するのだから女王は絶対、働き蜂は使い捨ての駒でしかない。効率的に考えると。
群を区別するために女王様にどんな名前を付けていますか?という質問が先日投稿されていました。では、働き蜂に名前を付けている人はいますか?2年前にアカリンダニで女王を失った強勢群の最後の生き残りは16匹の働き蜂でした。身を寄せ合って凍死していました。働き蜂産卵によって生まれた雄蜂も先に死に、絶望しかない群の最後、でも私にとってはかけがえのない16匹でした。
群にとって女王が最も大切。では、不具合のある女王蜂はどうでしょう?私はこの1年間、何を守って来たのでしょう(;;)
色々試して来たけど、やっぱり最後は葉隠さんの言った通りになった(;;)
それでも、やっぱり私にとってはピザ窯の皆さん全員が大事です。今朝全ての準備が整い、本日どのような展開になるのか、順を追ってご説明すると共に、リアルタイムでご報告できたらと思います。取り急ぎ、方向性はこんな感じになりました。
ピザ窯の全ての巣門を閉鎖し、隣に待ち箱を設置しました。動画は7:30頃のものです。