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令和初日朝8時30分、蜂友より蜂が全滅しているとの連絡有り。
駆けつけて見ると、10日前に入った蜂が無惨にも重箱の底板の上に山になって死んでいました。何匹かは、まだヒクヒクしています。
一方、15m位離れた29日に入った重箱式の蜂は居なくなったとのこと。重箱の中にも周りにも一匹の死骸も有りません。空っぽです。
家畜保健衛生所に事情を話し、検査出来ないか問い合わせた所、状況からして伝染病やウィルスでは無く毒物によるもので、毒物はそれが特定出来ないと検査が出来ないと断られました。
農薬等の散布に依る影響か、もしくは故意に何者かにやられたかが想定出来ますが、一方の重箱は中にも周りにも一匹も死骸が無いのを鑑みれば前者では無いかと思われます。
昨日は気温も低めで、29日3時位から降り出した雨が一日中降り続き、本日明け方まで降っていました。本日も雨の予報でしたが、朝から日が差し湿度の高い蒸し暑い様な朝でした。風向きは西方向から吹いていました。
ネオニコチノイドの大気中への拡散は、散布場所の水分の蒸発によって促進されるそうです。
農家の方が雨が降る前に散布し雨で流された物が、気温が高くなり大気中に拡散され、風に運ばれての影響ではないかと思っています。
今後も同じことが起こりうるし、薬物の特定と今後の対策をしなければなりません。
現在の所、日本ではまだネオニコチノイドは法律では禁止されていません。農家の方と共存を計ることが必要です。
蜂友には、近所付き合いも有るでしょうから、それとなく何時、どのような物を施したか、心当たりの所は聞いてくださいとお願いした所です。
私が思うに、29日に入った蜂は、まだ巣板も作っていなかったし、異変を感じて、すぐに逃亡したのではないかと思います。
一方、かなりの死骸が出た巣箱は入居して10日経っています。中を確認した所、15㎝径位な物、10㎝径位な物、5㎝径位な物、が出来ていました。すぐに逃げることが出来なかったのではないでしょうか。
巣板の間に30匹位の生き残りが固まっていました。
死骸を調べると女王蜂は見当たりませんでした。
残った中に女王蜂が居てくれて、群が復活してくれればと思います。
以下はげんば周辺地図のスケッチです。
被害が有った反対側150m位の所には、2キロ以上の移動をする為に、仮置きとして24日に置いた私の箱が有ります。風向きが変わると被害に遭う可能性がありますので、これから移動しようと思います。
では行ってきます。