おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2019/10/9 03:29, 閲覧 244
ここは千葉県、外房線の〇〇駅から駅周辺のちょっとした都市部から田園地帯がしばらく続、、、、
養蜂場は6年前に購入した住宅地と田園の中の250坪の森。
もともと、森だの山だの、木が一杯生えているところが好きだ。不動産屋へ行って山が買いたいと言うと、みんな変な顔をした。しかしあちらは商売なので、山が買いたいと言う客を粗末にはしない。
20年ほど前に九十九里自然公園内の山を買った。千葉の山はそびえるような山ではないが、一応道路からは電信柱以上には高いのだ。
九十九里自然公園内の山へは、現在養蜂を開始した大網の林の分蜂を上手く捕獲できれば、2群目或いは3群目を移す予定だ。
九十九里自然公園の山にはオオタカ、イノシシ、タヌキ、リス(しばらく見ない)、カワセミと、かなりの生き物が棲息している。
私の山(人間で言う所の所有権を行使できる土地)には多くの生き物がいる。オオスズメバチもマムシもトカゲもサンショウウオも、植物はホタルブクロ、日本タンポポとまだ都会化されていない植物が残っている。
しかし、押しなべて言うならば、笹竹が生い茂り、杉の植林を100年も前からしたものの、放置され、台風などで倒れ、美しい里山とは言えない。
そんな状況のなかでも、生き物たちは棲息している。
私はまづ、笹竹を切る事だ。笹竹の数を減らすだけで、森は少しは生き返るのだ。
その後今から6年ほど前に、住まいの近くに森を見つけた。それが私の養蜂場だ。
この林も買った時には笹竹だらけだった。さっそくすべての笹竹を刈った(もちろん手ばさみで、機械は使わない主義)。
そのころは植物の名前はほとんど知らない。
笹竹を一掃した林は、こんどはアオキだらけになっていた。
しかし、私が気が付かなかった(見なかった)だけで、林の中にはアオキの他多くの蜜源植物が生えていたのだ。
わばちを飼いたいと言う気持ちで一杯だったエネルギーは林をミツバチレストランにするように向かった。
ところが蜜源植物ではないアオキが一杯で、これではまづい!
それで、アオキを一掃した。
まづ、知らない木を発見したら、ヤフーの知恵袋で教えて貰い、その木が蜜源かどうかを調べた。
今でこそ、600種の蜜源植物をエクセルに登録し、名前を入れさえすれば、落葉樹か常緑樹か高木か低木か開花時期、蜜源優秀度などが瞬時に分かるようになっている。
結果として林には50種類以上120本ほどの蜜源植物が存在していた。
開花時期や蜜源重要度から何月が不足気味であるかが分かると、それを補う植物が欲しくなった。
ビービーツリーなど人気の木にも手を出したい。でも、それらをすぐに買うのではなく、身近にふんだんに見られるアカメガシワ、ヌルデ、カラスザンショウ、タラノキを優先した。なぜならこれらは林を明るくするだけで、タダで自生してくるからだ。
ネズミモチもトウネズミモチも林にはずいぶん存在していた。
トウネズミモチなど外来種(侵略的とかワースト100とか)は今の所は駆逐することにしているが、外来種問題は一口には言えない。後日に。
林のなかで見られる生き物は、アオダイショウ、ヤマカカシ、アマガエル、トカゲ、ハガチ、アシナガバチ、カブトムシ、カナブン、蝶、トンボ、蜘蛛、蟻、そして10000のわばち!