私の前回の飼育日誌に書きましたが、セイヨウの丸洞とニホンの重箱がオオスズメに襲われていたため、金先生に「据え置き型スズメバチサラバ」のモニターを申し込み、取り付けてみました。10月の6日の取り付けです。
その結果、取り付けた直後に廻りにいたオオスズメをアミを使いすべて殺した事もあり、それまですべて引きこもっていた蜂が、一時的に
このように出てきました。しかし、すぐにまた次のオオスズメが集まってきて
すぐにまた引っ込んで逃げ込んでしまいました。この時、スズメバチサラバの液を指定の量で入れましたが、入れた直後にはまだ臭いが拡散しなかったか、この後すぐ装置のベニアの上に3匹ほど集まっていました。でも翌日には、巣門付近には近寄らず、その忌避効果はとても確かな物があります。
ここはとてもたくさんのオオスズメに襲われているので、この時天板上のペッタンコを交換しておいたのですが、翌日には
こんな具合です。重箱の方は
こんな具合で付けてみました。四面巣門ですので、いきなりこの装置の出入り口のみにしてしまうのはリスクがあるので、そのままで使用してみました。キイロとオオスズメが交代で来ていましたが、こちらもとても良い効果があり、引きこもりから解放される時間が増えてきました。四面巣門の内、見えている2面の出入りがほとんどなのですが、この装置を付ける場合、スズメバチサラバの液の忌避効果があるため、装置の出入り口のみに固定する必要はないと感じました。裏側の2面の出入り口をふさげばこのままで全く変わらない効果が感じられます。
台風通過前は、両方とも効果は変わりなかったのですが、本日(15日)台風通過後始めて見に行くと、丸洞の装置の上にオオスズメが4匹平気な顔で止まっていますので、液の効果がなくなっています。大雨があるとかなり液の流出もあるのかと感じました。なるべく早く、液を補充します。