2019年11月30日 晴れ気温13℃夕方6℃ 週一内検
アカリンダニ症で消滅しそうな群の越冬保温をしてみました。蜂数減少がはなはだしいので、通気性は無視しての保温、天板上はプチプチ2重をテープ止めして、重箱には住宅用断熱材(グラスウール)を巻きました。(給餌用1段+重箱4段、巣板は3段目まで)
すでに、スノコ上給餌と底板××××(塩酸9.5%)処方はしてありましたが、保温をしてなかったので、それの対処です。
給餌は、ほとんど減らなくなっているがそのままとし、××××も、もう1週間底板に処方して置くこととしました。(目視でKウイング蜂、まだ居る)
住宅用断熱材(1枚¥390)
減少した蜂数
飼育感想
この群は、4月29日に18'OS梅畑群からの分蜂郡を強制捕獲した群、当初順調に成長していたかと思われたが、巣板の伸びが遅く、9月で3段までしか伸びず採蜜を断念した。その後10月に入りキイロスズメバチの攻撃が頻繁に見られた。(この時点でアカリンダニ症で弱っていたのでキイロも蜜蜂を捕らえやすかったと思われる)蜂数も減少が続き、検査を受けようとしましたが、その時はKウイングや徘徊は見られず(たぶんキイロが全部食べた?)スズメバチトラップでしのぐ、11月に入りスズメバチは来なくなり、Kウイングと徘徊が確認出来る様になった、給餌と塩酸(9.5%)を処方するも、時期を逸した感がある。(もっと早く気付けば!!)。今回の特別仕様の保温が効を奏してくれる事を祈るのみである。
ちなみに、メンソールの処方は11月になってからと遅く、アカリンダニ対策の遅さが悔やまれる。(当地はアカリンダニの感染地域では無いと思っていた。)